先日はアロワナの「寿命と水槽サイズの関係」について書かせて頂きました!

水槽の立ち上げについても説明したので、今回を機に水槽を始めた方もいるのではないでしょうか?
さて今回は飼育中の作業である「掃除」について解説していきたいと思います。
アロワナ水槽の掃除
では手順通りに説明していきましょう。
壁面の苔落とし
「そろそろ水槽を掃除しないと」と感じるタイミングは壁面の苔が気になり出した頃ですよね。
まずはそこから綺麗にしていきましょう!
メラミンスポンジを使い苔を落としていきます。
上の方から隙間なく磨いていきましょう。
特に底面付近、角、水面付近が残りがちです。
正面からだと苔に気がつきにくいので、別の壁面から確認すると苔の残りがわかりやすいので確認してみてくださいね。
60cm水槽
苔が目立ってきた。
次の休みに水換え予定です!
おすすめのレイアウトとかあったら教えてくださーい!#アクアリウム#エンゼルフィッシュ#グラミー#トランスルーセントグラスキャット#グッピー#ヤマトヌマエビ#コリドラスパンダ#クーリーローチ pic.twitter.com/IcwrOpUnRl— さる (@aquarium_saru) March 12, 2020
メラミンスポンジは100円ショップで手に入れることができるので、安価で使い終わったら気兼ねなく捨てることができます。
そして最大のメリットはメラニンスポンジであれば水槽の材質に関係なく利用できるところでしょう!
もしも水槽に高さや設置場所の関係で手の届かない場所がある場合には、取っ手付きのものを使い綺麗にしてください。
底面
底面の掃除はレイアウトによって異なります。
ベアタンクの場合
メラミンスポンジで擦ればOKです。
こちらも角付近の苔落としをお忘れなく。
ソイルが敷いてある場合
ソイルと水槽の間をスクレイパーで擦り苔をとりましょう。
ソイルを一緒に擦ってしまうと水槽を傷つけるので注意しながらやりましょう!
レイアウトについてはこちらの記事を参考にしてください。

給水管とオーバーフロー管
周りはメラミンスポンジで、中は試験管ブラシで綺麗にしましょう。
オーバーフロー水槽の場合には歯磨きを使うとより細かいところまで綺麗にする事ができます!
壁面は綺麗なのに給水管から苔がヒラヒラ〜なんて事になっているとカッコ悪いですもんね!
水を抜く前のチェック
苔を落とし終わったら水換え!といきたいところですが、その前にチェック箇所があるので覚えておきましょう!
まず水を抜く前にフィルターの電源を切りましょう。
稼働したまま水を抜いてしまうとフィルターが空回りしてしまうので気をつけましょう。
またフィルター内の物理ろ材を交換するのも忘れない様にして下さい。
きっと結構汚れている事でしょう。
物理ろ材以外はあまり洗わなくてOKです。
洗ってしまうとバクテリアが死んでしまい、逆に水槽内の環境を悪化させる原因になります。
水換え
チェックが完了したらついに水換えです!
掃除をした日には水量の2/3を目安に水を交換しましょう。
水を抜く際に底面のあるフンや食べ残し、先程落とした苔などを一緒に吸い出してあげましょう!
ベアタンクの場合
非常に簡単に吸い出しが可能です!
全て吸い出してあげましょう!
ソイルを敷いている場合
底面クリーナーを利用して吸い出してあげましょう。
底面クリーナーはペットショップで購入できます。
またホースの太さによってはペットボトルやプラスチック容器で自作する事も可能です!
ソイルごと吸い上げない様に、ホースの曲げ具合で吸い上げの強さを調節しましょう。
抜き終わったら、水を入れましょう!
蛇口にホースを繋いで直接入れてOKです。
この時注意することは
1、水温を気にかける
ただの水道水はアロワナにとってかなり冷たいです。
極力温度を調整できるタイプの蛇口から水を入れるようにしましょう。
もし難しい場合には、バケツで温水を少しずつ入れてあげるとアロワナのストレスが軽減できるでしょう。
2、カルキ抜きをする
新しい水が入ってくると嬉しくて、ついつい忘れがちなこの作業。
忘れずにしっかりとカルキ抜きしてくださいね。
3、水流でソイルを巻き上げない
ベアタンク水槽の場合は関係ありませんが、レイアウトをしている水槽の場合には対策が必要です。
ソイルを巻き上げてしまうと、せっかく掃除した水槽がまた濁ってしまいます。
水流を弱くして時間をかけて入れたり、ビニールを浮かせてその上から入るといった方法が効果的です。
無事に水替えが終わったらフィルターのスイッチを忘れずに入れましょう!
以前こちら↓の記事でも書きましたが、アロワナはかなり水質に敏感です。

正しくは「生死を問う」と言った面では比較的丈夫だが、「餌の食いつき」に関しては敏感という意味合いです。
ですので、水替えは掃除以外の場面でも定期的に行う様にしましょう!
仕上げ
水槽内部の掃除は終了です。
あとは水槽周りを綺麗にしていきましょう!
フィルター付近や水槽台を拭いてホコリを取り除きましょう。
そして最後に水槽を拭いてあげましょう。
外側部分なのでガラスマジックリンなどを使って大丈夫です。
水道水の水滴が残っていると水垢になってしまい、見栄えが悪くなってしまいます。
まとめ
いかがでしたか?
今回はアロワナ水槽の清掃手順について解説していきました。
最初のうちはこのページを見ながら作業をして、手順を覚えていきましょう。
慣れてくると見なくてもできるようになりますし、作業スピードも早くなっていきます!
皆様のアロワナが快適に過ごせるようにこまめに掃除してあげてくださいね。
アロワナの基本情報はこちらにまとめてありますので、ぜひ参考にしてください!

最後までご愛読ありがとうございました。
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