今回はプリステラについてご紹介していきたいと思います!
プリステラは上品な色合いと群れをなして泳ぐ事で人気の熱帯魚です。
水温や水質、混泳にもうるさくないので初心者の方にオススメの種です。
前半はプリステラの基本情報、後半は詳しい飼育方法を解説していきますので是非最後まで読んで下さいね!
プリステラとは
プリステラ姫 pic.twitter.com/OpSup0R2J1
— ビバアクア (@vivarium79info) July 10, 2019
プリステラはカラシン目に属する熱帯魚です。
カラシン目にはネオンテトラやカージナルテトラなどテトラの仲間が多く属しており、プリステラも同様にテトラの仲間です。
テトラの仲間は以前にもご紹介しているのでよかったらコチラも読んで見て下さいね。

ブラジルやアマゾン川に分布しており、自然界でも群れをなして泳いでいます。
大きさ
プリステラは成長すると4cmほどまで大きくなります。
5cmになる様ならかなり大型の個体と言えるでしょう。
やはりテトラの仲間なので全体から見ると小型の種になりますね。
ただ初心者の方から見れば小型という事は大型の水槽を準備しなくても飼育にチャレンジできるという事になりますよね!
寿命
プリステラの寿命は3年前後と言われています。
体の大きさと同様に寿命の長さもテトラの仲間の平均と言えるでしょう。
比較的丈夫な種ではありますが管理を怠ると、病気や死んでしまう事になるので気をつけましょう!
性格
配色は地味な方かもしれないけど近くで見ると思いのほか綺麗なお魚。プリステラ。 pic.twitter.com/zhvWVkq7FG
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見た目からもなんとなく想像できますがプリステラは非常に大人しい性格の持ち主です。
基本的に他の種を追いかけ回したりする事は少なく、争いごとの少ない種です。
その為混泳にも向いており、同等サイズの種であれば問題なく混泳させる事ができます。
購入
プリステラ特集号 pic.twitter.com/i0Y49nakks
— ビバアクア (@vivarium79info) December 2, 2019
プリステラは人気の熱帯魚である事と繁殖が容易なため流通量の多い種です。
その為ネット通販はもちろんの事、販売個体数の少ないホームセンターでもほぼ確実に販売されています。
価格としては1匹あたり100〜150円と非常にリーズナブルです。
またまとめ売りで割安になっているショップも多いので、是非沢山購入して群生させてみましょう!
プリステラを飼育してみよう
プリステラの基本情報がわかったら飼育方法について学んでいきましょう!
飼育アイテムを揃えよう!
・水槽
・ろ過装置
・ヒーター
・クーラー
・エアー用品
・底砂
・エサ
上記のアイテムは他の淡水魚の飼育でも使用する基本アイテムです。
基本的なアイテムがあれば問題なく飼育する事が出来るのでチャレンジしやすい種と言えますね。
淡水水槽の詳しい立ち上げ方についてはこちらをご覧下さい。

水槽サイズ
プリステラは最大でも4cmほどなので飼育は30cm水槽から飼育が可能です。
30cm水槽でも10匹未満なら混泳させる事ができるでしょう。
水槽飼育は水量が多い方が水質が安定するので、もしもスペースと予算に余裕があれば60cm以上の水槽をオススメします。
特に初心者の方は小さい水槽で始めると失敗や上手くいかないケースが多いので、極力大きな水槽を準備して下さい。
もちろん小さな水槽で飼育できることがプリステラの魅力でもあるので、小さい水槽でチャレンジする方は下記の記事を参考にして頂ければ上手くいく可能性が上がると思います。

水温
プリステラを飼育する際は水温を25〜26度に保つとベストでしょう!
飼育可能な水温としては20〜28度と広めの範囲ではありますが急激な変化は体調悪化や病気につながってしまいます。
ヒーターやクーラーを使ってしっかりと水温調節をする様にしましょう!
水質と色揚げ
プリステラの何が最高かっていうとその場で止まってくれるところ
撮りやすくてたまらん pic.twitter.com/vKMzFay7Ft— ビバアクア (@vivarium79info) May 22, 2020
プリステラは弱酸性から中性の水質を好みます。
特に弱酸性を維持する事ができれば、プリステラの色揚げ効果が期待できます。
淡水魚用の底材のなかではソイルが一番弱酸性をキープしやすいので、ソイルの使用がオススメです。
色合い的にも茶色〜黒色であるソイルによってプリステラが目立ちやすくなります。
長期的にみるといずれ交換が必要なソイルは「いやだなー」と思う方もいるかもしれませんが、是非チャレンジしてみて下さいね。
混泳
性格のコーナーでも少しお話しした通り、プリステラは非常に混泳に向いています。
同種はもちろんの事、他種でもダメージを与える様な事は一切ないでしょう。
注意が必要なのは混泳相手の性格や食性です。
「気性が荒い」「肉食魚である」「体格差が凄い」などの特徴がある種とは混泳を避けなければプリステラが全滅してしまう事もあるでしょう。
混泳相手を決める時はよく調べてからにしましょう!
以前まとめた熱帯魚だとオトシンクルスやヤマトヌマエビは非常に良い混泳相手と言えます。
オトシンクルスについてはこちらをご覧下さい。

ヤマトヌマエビについてはこちらをご覧下さい。

また大きい水槽で飼育す場合には同じ層を泳ぐトランスルーセントグラスキャットやマーブルグラミーなどと混泳させると見応えがあって良いと思います。
トランスルーセントグラスキャットについてはこちらをご覧下さい。

マーブルグラミーについてはこちらをご覧下さい。

グラミーについてはこちらをご覧下さい。
エサ
プリステラは大食漢なので熱帯魚用のエサであれば好き嫌いせずによく食べてくれます。
餌付けも特に困る事はないでしょう。
注意が必要なのはエサのあげすぎです。
大食漢なのであげればあげただけ食べてしまい、お腹がパンパンになってしまいます。
特にメスはよくお腹が出る様で非常にカッコ悪いフォルムになってしまうので気をつけましょう。
エサは1〜2分くらいで食べきれる量に留めておき、せがまれても我慢する様にして下さいね。
まとめ
いかがでしたか?
改めてまとめてみても、飼育時に悩まされる要素が少ない事がよくわかります。
初心者から上級者までみんなに愛されるプリステラを飼育してみたくなりましたか?
是非チャレンジしてみて下さいね。
最後までご愛読いただきありがとうございました!
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