熱帯魚の飼育にチャレンジしている方で少しサイズのある魚を導入したいな!と思ったことはありませんか?
ネオンテトラやカージナルテトラ、オトシンクルスなど代表的な熱帯魚はとても可愛いのですが、やや小粒感が否めませんよね。
そこでオススメなのが今回ご紹介するマーブルグラミーです。
特徴的なヒゲと美しい体色で水槽内に面白味を加えてくれる種ですので、是非読み込んで飼育にチャレンジしてみましょう!
マーブルグラミーとは
マーブルグラミーはスズキ目オスフロネムス科に属するスリースポットグラミーの品種改良種です。
飼育できる熱帯魚として昔から人気のある種です。
名前の由来
コンクリ水槽のマーブルグラミー。すぐに色の出る魚は写真映えしますな。実はグラミー好きなので水草水槽作ると毎回グラミー入れたくなってしまいます。#コンクリ水槽 #マーブルグラミー pic.twitter.com/qHgrjD516U
— 轟 元気 (@ordinaryaqua) November 7, 2020
マーブルグラミーの名前は特徴的な体色が由来しています。
きっと解説しなくてもパッと思いつきますよね。笑
体色模様に個体差がでる種なので模様の違いを楽しめるというのもマーブルグラミーの魅力のひとつです。
大きさ
マーブルグラミーは成長すると12cm程まで大きくなります。
ネオンテトラなどよりは大きいが、水槽サイズに困るほど成長しないという事が飼い手を喜ばせるポイントです。
寿命
マーブルグラミーの寿命は2〜3年です。
ネオンテトラやオトシンクルスなどと同じ様に比較的丈夫な種です。
もちろん飼育環境の良し悪しによって寿命の長さは左右されるので、マーブルグラミーにとって快適な環境を整える様にしましょう。
性格
マーブルグラミーの性格は温和です。
同種同士で小競り合いを起こす事はありますが混泳に向いている種です。
混泳については混泳のコーナーで詳しく説明します。
購入
展示中のマーブルグラミー(スリースポットグラミーの品種改良)の発色がかっこよすぎる。水槽の奥の方に陣取ってガラスの近くに来てくれないのが悔しい。 pic.twitter.com/OAYVZw56bF
— 山内 創 (@suymuc) January 17, 2020
マーブルグラミーは人気の種という事もあり、流通量の多い魚です。
その為ネットはもちろんのこと、アクアショップやホームセンターでも必ずと言っていい程の確率で販売されています。
価格は1匹あたり350〜500円程で販売されています。
リーズナブルなので初心者の方もチャレンジしやすい種です。
マーブルグラミーのヒゲ
大きい身体しておちょぼ口なので粒のエサが食べられなくて粉の餌を吸いまくるマーブルグラミーのマブ山。 pic.twitter.com/FdH0gvlA8G
— aqua blue (@aqua_blue1976) July 30, 2020
マーブルグラミーについて気になることと言えばヒゲですよね?
特徴的なカラーリング以上に目立ちますもんね。
このヒゲはオシャレで生やしている訳ではなく、エビや昆虫でいう「触覚」の役割をしています。
時にエサと間違えられて噛み付かれた拍子に切れてしまう事もありますが、切れてしまっても数週間でまた再生するので通常通り飼育してOKです。
マーブルグラミーを飼育してみよう
マーブルグラミーの基本情報は覚えられましたか?
ここからは飼育方法について解説していきます!
飼育アイテムを揃えよう!
マーブルグラミーの飼育に必要なアイテムは以下の通りです。
・水槽
・ろ過装置
・ヒーター
・クーラー
・エアー用品
・底砂
・エサ
上記のアイテムは他の淡水魚の飼育でも使用する基本アイテムです。
基本的なアイテムがあれば問題なく飼育する事が出来るのは初心者の方からすると、とても嬉しい事ですよね!
水槽サイズ
マーブルグラミーはペアであれば30cm水槽から飼育可能です。
他の種と混泳させる事を考えたら45cm以上の水槽がオススメです。
予算やスペースに余裕がある場合には、なるべく大きな水槽で色々な魚と混泳させてあげましょう!
きっと迫力のある水槽ができると思いますよ!
30cm水槽などの小さな水槽での飼育をする方は以下の記事を参考するとよいでしょう。

水温
マーブルグラミーは20〜28度の水温で飼育する様にしましょう。
飼育可能水温内でも急な水温変化は病気や死んでしまう可能性を上げる要因になってしまうので気をつけましょう。
最適水温は25度なのでヒーターとクーラーで水温を一定に保つ様にしてあげる事が長生きさせるコツです。
水流
マーブルグラミーは水流を好まない魚です。
なので水槽内で流れが弱いところがあるか確認するようにしましょう。
特に気をつけたいのが小さい水槽で飼育している場合です。
小さい水槽は大きい水槽に比べて水流の強い場所、弱い場所の差が少ないからです。
フィルターからでる水流の向きを調節して流れの弱い場所を確保してあげましょう。
混泳
我が家のブルーグラミー(マーブルグラミー)
6cmから10cmが4匹います、とても大食いなんです!
30年ほど前にも飼っていました種類です
熱低魚飼育を再開して懐かしくて再度飼っています pic.twitter.com/UEUfKLSkYk— Kom-G (@KomG25187760) October 29, 2018
性格のコーナーでも少しお話ししましたがマーブルグラミーは混泳に向いています。
小型魚とも問題なく混泳できるのでネオンテトラやカージナルテトラなどと一緒に飼育するとマーブルグラミーが目立って良いでしょう。
同種同士では時に小競り合いを起こしますが、大きな問題になる様な喧嘩はあまりしません。
飼育個体数を水槽サイズに合わせれば同種同士でも混泳させて大丈夫です。
エサ
マーブルグラミーは好き嫌いせずになんでも食べてくれます。
既に水槽をやっている方は現在与えているエサでよいですし、これから立ち上げる方はアクアショップやホームセンターで見つけたエサでOKです。
強いて言うならマーブルグラミーは中層を泳ぐ魚なので、沈殿スピードが速すぎるエサよりは浮遊するエサの方が食べやすいです。
まとめ
いかがでしたか?
マーブルグラミーは水槽内に1匹いるだけで雰囲気をガラッと変えてくれるお魚です。
価格や飼育難易度的にもチャレンジしやすい種なので皆さんチャレンジしてみて下さいね!
最後までご愛読いただきありがとうございました。
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