特徴的なヒゲと美しい体色で水槽内に面白味を加えてくれる種として人気のあるグラミー。
色合いも様々で非常に選び甲斐があるのがグラミーですが、もう少し小ぶりだったら・・・と思う方もいわっしゃるはずです。
そこで今回は普通のグラミーよりも一回り小さいサイズで可愛いハニードワーフグラミーについて紹介していきたいと思います。
通常のグラミーと大きく飼育方法が異なる訳ではありませんが、いくつか注意点があるのでよく読んで下さいね。
ハニードワーフグラミーとは
お家にいるハニードワーフの小紅ちゃんが、石の上が好きらしくだいたいそのに鎮座してるのがとても可愛い。写真は上げられないので同じ種類の子を。 pic.twitter.com/H7KW2fbSLX
— 星が降る夜 (@Sky_Night103) March 8, 2020
ハニードワーフグラミーはスズキ目ゴクラクギョ科に属する淡水性熱帯魚です。
改良品種として流通しており、原種はインドに分布しています。
飼育できる熱帯魚として人気がありレイアウトコンテストなどのシーンでもよく見かけます。
名前の由来
ハニードワーフちゃんは物凄く可愛い、他のグラミーも可愛いが成長した時の大きさが尋常じゃないのでハニードワーフグラミーがサイズ的にも可愛さ的にもオススメ、何が言いたいかって言うとハニードワーフグラミーちゃんは物凄く可愛いってこt… pic.twitter.com/eiSS1CnmYn
— KNK (@APEX_R_T) February 16, 2020
ハニードワーフグラミーの名前の由来についてみていきましょう。
ハニーは体色から、大きくならないことを小人の意味のあるドワーフを用いてついた名前です。
きっと解説しなくてもすぐにわかる方がほとんどですよね。
体色に種類差がある種なのでたくさんのバリエーション楽しめるというのもグラミーの魅力のひとつです。
ハニードワーフグラミー以外のグラミーはこちらからご覧下さい。

大きさ
ハニードワーフグラミーは成長すると4cm程まで大きくなります。
通常のグラミーが10cm前後まで大きくなることを考えるとその小さが際立ちますね。
小さいながらも立派なヒゲがよく目立つので可愛いですよ!
寿命
ハニードワーフグラミーの寿命は2〜3年です。
熱帯魚全体で見れば比較的丈夫な種ではありますが大きくなるグラミーと比べるとやや弱い印象です。
著者の個人的な見解ではありますがハニードワーフグラミーはゆっくり泳いでいることが多く、自分よりも大きな種がいるとすぐ端っこの方に隠れてしまうことが原因かと思っております。
表にあまり出なくなり、エサへの食いつきが悪くなるという悪循環に陥りやすい印象です。
性格
ハニードワーフグラミーの性格は大人しく温和です。
性格面で見ると混泳に向いている種です。
混泳については混泳のコーナーで詳しく説明します。
購入
ハニードワーフグラミーは人気の種という事もあり、流通量の多い魚です。
その為ネットはもちろんのこと、アクアショップなどの量販店でも必ずと言っていい程の確率で販売されています。
価格は1匹あたり350〜500円程で販売されています。
比較的リーズナブルなので初心者の方もチャレンジしやすい種です。
著者の家の近くのペットショップでは通常のグラミーは扱っていないがドワーフグラミーは扱っているというお店さんもあります。
ハニードワーフグラミーのヒゲ
大きい身体しておちょぼ口なので粒のエサが食べられなくて粉の餌を吸いまくるマーブルグラミーのマブ山。 pic.twitter.com/FdH0gvlA8G
— aqua blue (@aqua_blue1976) July 30, 2020
ハニードワーフグラミー限らずグラミーについて気になることと言えばヒゲですよね?
特徴的なカラーリング以上に目立ちますもんね。
このヒゲはオシャレで生やしている訳ではなく、エビや昆虫でいう「触覚」の役割をしています。
時にエサと間違えられて噛み付かれた拍子に切れてしまう事もありますが、切れてしまっても数週間でまた再生するので通常通り飼育してOKです。
ハニードワーフグラミーを飼育してみよう
ハニードワーフグラミーの基本情報は覚えられましたか?
ここからは飼育方法について解説していきます!
飼育アイテムを揃えよう!
ハニードワーフグラミーの飼育に必要なアイテムは以下の通りです。
・水槽
・ろ過装置
・ヒーター
・クーラー
・エアー用品
・底砂
・エサ
上記のアイテムは他の淡水魚の飼育でも使用する基本アイテムです。
基本的なアイテムがあれば問題なく飼育する事が出来るのは初心者の方からすると、とても嬉しい事ですよね!
水槽サイズ
マーブルグラミーはペアであれば30cm水槽から飼育可能です。
他の種と混泳させる事を考えたら45cm以上の水槽がオススメです。
予算やスペースに余裕がある場合には、なるべく大きな水槽で飼育する事でと色々な魚と混泳させることができたり、水質の維持が楽になるなどメリットがたくさんなのでオススメです。
30cm水槽などの小さな水槽での飼育をする方は以下の記事を参考にして下さいね
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水温
ハニードワーフグラミーは21〜28度の水温で飼育する様にしましょう。
飼育可能水温内でも急な水温変化は病気や死んでしまう可能性を上げる要因になってしまうので気をつけましょう。
特に水合わせ時や換水時、朝と夜の気温差が大きい時期などは注意が必要です。
最適水温は25度前後なのでヒーターとクーラーで水温を一定に保つ様にしてあげる事が長生きさせるコツです。
水流
ハニードワーフグラミーはあまり強い水流を好まない魚です。
なので水槽内で流れが弱いところがあるか確認するようにしましょう。
特に気をつけたいのが小さい水槽で飼育している場合です。
小さい水槽は大きい水槽に比べて水流の強い場所、弱い場所の差が少ないからです。
また、フィルターが水槽に対してオーバースペックの場合もかなり強い水流が予想されます。
フィルターからでる水流の向きを調節して流れの弱い場所を確保してあげましょう。
混泳
右のハニードワーフ婚姻色出とるなぁ pic.twitter.com/zEHwkl0Koh
— 難波F (@tkwD_nambaF) February 4, 2021
性格のコーナーでも少しお話ししましたがハニードワーフグラミーは混泳に向いている種と言えるでしょう。
オススメなのはネオンテトラやカージナルテトラなどの小型熱帯魚との混泳です。
ハニードワーフグラミーよりも大きな種との混泳は隠れがちになってしまったり、エサが行き渡らないなどの懸念材料があるのであまりオススメ出来ません。
同種同士では時に小競り合いを起こしますが、大きな問題になる様な喧嘩はあまりしません。
エサ
ハニードワーフグラミーは基本的に好き嫌いせずになんでも食べてくれます。
既に水槽をやっている方は現在与えているエサでよいですし、これから立ち上げる方はアクアショップやホームセンターで見つけたエサでOKです。
強いて言うならハニードワーフグラミーは中層を泳ぐ魚なので、沈殿スピードが速すぎるエサよりは浮遊するエサの方が食べやすいです。
悩んでしまう方には「おとひめ」をオススメさせて頂きます!
ハニードワーフグラミーに限らず、人工飼料を食べる観賞魚ならほとんどの種に使うことのできる万能エサです!
まとめ
いかがでしたか?
ハニードワーフグラミーは可愛いフォルムで可愛いサイズのお魚です。
女性ウケも悪くない種だと思います。
価格や飼育難易度的にもチャレンジしやすい種なので皆さんチャレンジしてみて下さいね!
最後までご愛読いただきありがとうございました。
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