こんにちは!
今回は淡水水槽で程良い大きさで人気のロージーテトラについて解説していきたいと思います。
テトラといえばネオンテトラやカージナルテトラが代表的ですが、ロージーテトラにはその2種とは違い繁殖も狙える種です。
ぜひ上手く飼育して繁殖させてあげましょう!
では基本情報から解説していきます!
ロージーテトラとは
ロージーテトラはカラシン科に属する熱帯魚です。
ブラジルやペルーなど南米の川に生息しています。
日本では古くから観賞魚として人気があり、アクアリウムをやったことのある方なら大半の方が知っている種です。
名前の由来
ロージーテトラ【BOSS】#熱帯魚#テトラ pic.twitter.com/v0Ivm44fhE
— 魚花 五一【うおはな ごいち】 (@MoonFizz5) March 25, 2020
ロージーテトラの名前ですがロージーは英語で書くと「ROSY」となり、「バラ色の」や「バラの様な」という意味をもちます。
体色がバラの様に赤く染まる事から由来したとされています。
「ゴールデン」や「ホワイトチップ」など比較的みたままの色合いが名前として使われることが多いので、ロージーテトラの様に洒落た言い回しの名前は珍しいかもしれませんね!
大きさ
ウチのロージーテトラ、だいぶデカくなった⭐️
少なくとも5.5cmはあるかな?#熱帯魚 pic.twitter.com/jSLgYMJvIP— 魚花 五一【うおはな ごいち】 (@MoonFizz5) February 26, 2021
ロージーテトラは成長すると最大で5cmほどまで大きくなります。
販売されている個体は2cm前後の事が多いので、成長過程を観察する事ができるでしょう!
若魚の時には背ビレの先端に白い部分がありますが、成長すると全て黒色に変化します。
小さな変化ではありますが、成長と一緒に観察するとより一層ロージーテトラを楽しむ事ができるのでオススメです!
寿命
ロージーテトラの寿命は3〜5年ほどで、淡水魚の平均的な寿命と同じくらいといえます。
ロージーテトラは水質の変化などに強く、非常に丈夫な魚なので長生きさせてあげましょう!
5年以上生きた個体もいるので、皆さんも5年以上を目指してみて下さいね。
性格
ネグロとロージーテトラ pic.twitter.com/k9OJuGwtu9
— つなまよ (@OughtToPJ) December 5, 2014
ロージーテトラの性格は非常に温和的です。
その為、混泳や群泳に向いている種です。ぜひ沢山のお魚と混泳させてインパクトのある水槽を目指してみましょう!
購入
ロージーテトラは人気種なのでネット通販でもペットショップでも購入する事ができます。
専門店だけでなくホームセンターなどで取り扱われている事も多く、手に入れやすい種といえます。
販売個体の大半はブリード個体ですが時々ワイルド個体も販売されている様です。
価格はブリード個体なら150〜250円、ワイルド個体なら1000円弱が相場といえます。
群泳させることで魅力が高まる種でもあるので複数のまとめ売りしているショップも多い様です。
水槽サイズを考えて購入匹数を決めましょう!!
ロージーテトラを飼育してみよう
ロージテトラの基本情報がわかったら飼育方法について学んでいきましょう!
飼育アイテムを揃えよう!
・水槽
・ろ過装置
・ヒーター
・クーラー
・エアー用品
・底砂
・エサ
上記のアイテムは他の淡水魚の飼育でも使用する基本アイテムです。
基本的なアイテムがあれば問題なく飼育する事が出来るのでチャレンジしやすい種と言えますね。
淡水水槽の詳しい立ち上げ方についてはこちらをご覧下さい。

水槽サイズ
ロージーテトラは最大でも5cmほどなので飼育は30cm水槽から飼育が可能です。
30cm水槽でも10匹未満なら混泳させる事ができるでしょう。
水槽飼育は水量が多い方が水質が安定するので、もしもスペースと予算に余裕があれば60cm以上の水槽をオススメします。
特に初心者の方は小さい水槽で始めると上手くいかないケースが多いので、極力大きな水槽を準備する様にすると失敗してしまう可能性を低くできます!
もちろん小さな水槽で飼育できることがロージーテトラの魅力でもあるので、小さい水槽でチャレンジする方は下記の記事を参考にして頂ければ上手くいく可能性が上がると思います。

水温
ロージーテトラを飼育する際は水温を25〜26度に保つとベストでしょう!
ロージーテトラは丈夫な種ではありますが急激な変化は体調悪化や病気につながってしまうので気をつけて下さい。
ヒーターやクーラーを使ってしっかりと一定水温をキープする様にしましょう!
混泳
性格のコーナーでも少しお話しした通り、ロージーテトラは非常に混泳に向いています。
同種はもちろんの事、他種でもダメージを与える様な事は一切ないでしょう。
注意が必要なのは混泳相手の性格や食性です。
「気性が荒い」「肉食魚である」「体格差が凄い」などの特徴がある種とは混泳を避けなければロージーテトラが全滅してしまう事もあるでしょう。
混泳相手を決める時はよく調べてからにしましょう!
エサ
ロージーテトラは好き嫌いの少ない種なので、口に入るサイズであればほとんどのエサを食べてくれます。
ホームセンターなど購入できる熱帯魚用のエサで大丈夫なので、エサの確保は非常に楽チンです。
餌付けも特に困る事はないでしょう。
エサで気にかけて欲しいのはしっかりと行き渡っているかどうかです。
群泳や混泳で複数匹飼育する場合にありがちなのが、エサが行き渡っておらず空腹で餓死してしまうパターンです。
エサをあげた後しっかり全体に行き渡っているかを観察して確認する様にしましょう!
繁殖
成熟したペアがいれば繁殖を狙えるのがロージーテトラです。
産卵の前兆として
1,メスのお腹が膨らんでいる
2,そのメスをオスが追いかけている
の2点があります。
上記の2点を確認できたら産卵はもう間もなくです!
産卵は特定の場所に産みつけるのではなく、ばら撒く様にして産卵します。
その為、水草などの生え物を用意してあげましょう!
卵の保護、そして稚魚の隠れ場所として非常に有効的です!
ロージーテトラの繁殖で難しいのはここからです。
稚魚はかなり小さいので、小さなエサを準備してあげる必要があります。
普段あげているエサを擦り潰してあげたり、インフゾリアなどを与えて成長させましょう!
ある程度まで大きくなれば普段通りのエサで大丈夫なので、稚魚の時が踏ん張りどころです!
まとめ
いかがでしたか?
丈夫で繁殖も楽しめるロージーテトラを飼育してみたくなりましたか?
是非チャレンジしてみて下さいね。
最後までご愛読いただきありがとうございました!
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