みなさんはハマクマノミという海水魚はご存知ですか?
クマノミといえばカクレクマノミを思い浮かべる方も多いと思いますが、ハマクマノミは画像のとおり白いバンドが一本体に入っており、ベースはオレンジ色という非常に鮮やかな種類の海水魚です。
飼育しやすい種類になりますので、初心者の方へオススメの生体となります。
ぜひ飼育に挑戦してみてはいかがでしょうか?
この記事ではハマクマノミの飼育方法を解説していきますので、是非最後までご覧ください。
ハマクマノミ
特徴
ハマクマノミは頭の近くに太い白のバンドが一本あり、シンプルな模様ですが、とても目を惹く見た目をしています。
飼育もしやくす、初心者にオススメのお魚です。
ハナビラクマノミに特徴が少し似ていますが、白いバンドがハマクマノミの方が太く、ハナビラクマノミは体色がピンク色なので、見分けることができます。
↑こちらはハナビラクマノミです↑
↑こちらがハマクマノミです↑
また、画像のように頭の近くの太い白のバンドの後ろに白のバンドがある珍しいハマクマノミも居ます。
こちらは通常の模様のハマクマノミよりも少しだけ値段が上がる傾向があります。
価格
ハマクマノミはカクレクマノミと同様に1匹1000円前後で購入いただける生体です。
また、複数のバンドを持っている個体は珍しいため、通常の模様よりも1.5倍〜2倍の価格帯になる傾向があります。
飼育方法
水槽、濾過システム
水槽の大きさについて
最低でも60cm以上のものを用意しましょう。
体長が13cm 程まで大きくなる種類なので、活発に泳ぎ回るには水槽が小さいとストレスを感じてしまうでしょう。
サンゴやイソギンチャク、他の海水魚との混泳などを考えると90cm以上の水槽が望ましいです。
また、水槽内には、サンゴ石やライブロックなどで隠れ家となる構造物を配置しましょう。
濾過システム
ハマクマノミは水質変化に耐性がある種類ですが、より濾過能力に優れている濾過システムを使った方が飼育に失敗しにくくなります。
そこでオススメするのがオーバフローシステムという濾過システムです。
価格が高い難点がありますが、濾過能力に優れ、水質をより良く維持することが出来るシステムになります。
オーバーフロー水槽にする事により、飼育には欠かせないバクテリアを他のフィルターと比べて多く棲みつかせる事が出来る為、水質を維持する事が出来ます。
又、酸素供給も他の濾過システムと比べても優れているメリットがありますね!
水質、水温の管理
ハマクマノミは一般的な海水水槽の24℃〜26℃であれば問題なく飼育することが可能です。
水質の変化についても基本的には強い種類となります。
混泳について
同種混泳について
ハマクマノミは比較的社交的な魚ですが、同じ種類のハマクマノミ同士は縄張り争いをすることがあります。
したがって、一つの水槽に複数のハマクマノミを飼育する場合は、広いスペースと隠れ家を提供する必要があります。
他種混泳について
他の種類の海水魚との混泳も可能です。
体が大きくなるにつれて追いかけられることもなるので気をつけて観察してあげていれば問題ありません。
イソギンチャクとの共生
ハマクマノミは通常、イソギンチャクと共生しています。イソギンチャクはハマクマノミにとっての安全な巣であり、ハマクマノミはイソギンチャクの周りを泳ぐことで身を守ります。
イソギンチャクを飼育する場合は、十分な光量と水流、適切な水質管理が必要です。
まとめ
今回はハマクマノミの飼育方法について解説しました!
クマノミの中でも人気のカクレクマノミとはまた違った魅力がある海水魚ですよね!
飼育方法も比較的簡単な部類の海水魚なので、ぜひ飼育に挑戦してみてください!
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