海水魚を飼育されている方、これから始めようと思ってる方も、一度は憧れるのがサンゴの飼育です!
サンゴに隠れる海水魚や周りを泳ぐ姿は海の中そのものといった感じですよね!
しかし
サンゴに憧れはあるものの、魚とは飼育が少し違うといった印象があると思います。
難しそうだから飼育出来ない。設備とかにお金が掛かりそう。などなど、思うかもしれません。
筆者も最初はその1人でした。
確かに、飼育が難しいサンゴも存在しますし、設備にかなりお金を掛けないと飼育出来ないサンゴもいます。
ですが反対に飼育が簡単で、海水魚を飼育出来る程の設備があれば飼えるサンゴもいるんです!
今回は個人的好きなサンゴ、『カワラフサトサカ』について詳しく解説していきます!
カワラフサトサカ
カワラフサトサカはまさにサンゴといった見た目をしています。(人それぞれ違うと思いますが、、、)
見た目は木の枝の様な見た目をしており、調子が良くなっていくとポリプと言われている部分が花の様に開くので、とても綺麗な見た目をしています。
サンゴには『ハードコーラル』と『ソフトコーラル』に分かれており、カワラフサトサカはソフトコーラルに分類されています。
簡単にこの違いを説明すると、ハードコーラルは固い骨格があり、ソフトコーラルは柔らかい骨格で形成されているサンゴになります。
色の違い
カワラフサトサカは大きく分けて3色あり、ピンク系、ベージュ系、グリーン系があります。
色によって飼育難易度が変わる訳ではないので、好みの色を選ぶと良いですね!
1色でまとめて飼育するのも良いですし、2色〜3色で飼育してみるのも華がありますよ!
価格
カワラフサトサカに限らずですが、サンゴは大きさや色、産地によって価格が大きく変動します。
又、店頭での購入とネット通販での購入でも若干の価格差があり、ネット通販の方が安く購入出来ます。
自宅の近くに海水魚に力を入れている店頭があれば、そちらでの購入をオススメします!
・ネット通販での価格
3,000円〜15,000円
・店頭での価格
3,500円〜20,000円
飼育方法
カワラフサトサカは他のサンゴと比べると水質変化にはとても強く、給餌などの手間も無いので、簡単に飼育する事が出来ます!
ただ、注意しなければいけない事もあるので、要点を抑えて飼育に望みましょう!
水槽サイズ
水質悪化に強い事から、小型水槽での飼育も可能です。
45cm以上であれば問題ありません。
魚がメインというよりかはサンゴがメインの水槽と考えましょう!
濾過システム
海水魚水槽と言えばオーバフローシステムですが、極端な話しをすると、しっかりと換水を行なっていれば外部式フィルターでの飼育も可能です。
ただ、オーバーフローシステムの方が水質を保つ事が出来る為、理想はオーバーフローで飼育するのが良いですね。
上部フィルターや外掛けフィルターですと、濾過能力が弱いので、この2つは避けるのが無難です。
光量
ソフトコーラルは植物と同じ様に光合成をして栄養を得る為、非常に強い光が必要になります。
筆者はボルクスジャパンのグラッシーレディオを使用しており、問題無く飼育出来ているので、こちらをオススメします!
水流
カワラフサトサカは強い水流を好むので、必ず水流ポンプを取り付けしましょう!
又、水流ポンプにも色々な種類があり、どれを選ぶべきか悩みどころだと思います。
選ぶ基準としてはランダム水流に設定出来るタイプの物がオススメです!
筆者が使用している物はボルクスジャパンから出ているベスタウェーブという水流ポンプで、こちらはコントローラが付いており、水流の強さや色々な運転モードがあるので、とても使いやすいです。
水温
カワラフサトサカの飼育では水温24度前後になります。
水温を維持する為にヒーターとクーラーの設置は必須ですね!
給餌
サンゴの中には専用のフードを与える必要がありますが、カワラフサトサカは光合成だけで十分な栄養を得る事が出来る為、給餌の必要はありません。
まとめ
カワラフサトサカについて解説しました!
サンゴの飼育で難しいと言われている大きな要因は水質です。
水質悪化に耐性がある=飼育しやすいサンゴと認識すると、今後の役に立てると思います。
カワラフサトサカはサンゴの中でも水質耐性がある為、サンゴ飼育をこれから始める方にはとてもオススメです!
定期的なメンテナンスは勿論必要ですが、『ライトの光量と水流』この2つを抑えておけば問題無く飼育が可能です!
是非、カワラフサトサカを水槽に導入して、水槽を華やかにしてみましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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