今回は人気のレッドチェリーシュリンプについて詳しく解説していきたいと思います。
見た目が綺麗な事からとても人気のあるエビの仲間で、繁殖などについても、とても奥深く飼育のやり甲斐がある事で知られています！
これから飼育を考えている方、飼育しているが上手くいかない方などの参考になればなと思います！
レッドチェリーシュリンプとは
レッドチェリーシュリンプは、カワリヌマエビ属する淡水のエビ仲間になります。
台湾産のヌマエビを改良したもので日本にいるミナミヌマエビに良く似ています。
又、レッドチェリーシュリンプは色に合わせて名前が付けられています。
本来の色は茶色や緑で、アクアリウム向けとして赤に変異したものが主に販売されています。
レッドチェリーシュリンプ以外にも、ブルーチェリーシュリンプやイエローチェリーシュリンプなど色違いのチェリーシュリンプが多くいるのも特徴の一つです。
グレードの違い
レッドチェリーシュリンプ
ミナミヌマエビを少しだけ赤くした様な個体です。
極火蝦(ごくひえび)
別名レッドファイヤーシュリンプ
レッドチェリーシュリンプを更に濃く赤くした改良品種で、全身炎の様な真っ赤で美しい個体です。
主にこちらの２種類がアクアショップで販売されていることが多い傾向がありますね！
大きさ
３ｃｍ〜４ｃｍ
価格
レッドチェリーシュリンプ
１匹あたり１００円～２００円
他のシュリンプに比べて安価に入手することが出来ます。
極火エビ
１匹あたり３００円〜５００円
レッドチェリーシュリンプに比べると価格は上がりますが、色が濃いので人気がありオススメです。
飼育方法
レッドチェリーシュリンプは水草を足場にして生活をしています。
水草を使用する際はウィローモス（無農薬）がオススメです。
他の魚と混泳させる場合にも隠れ家にもなりますし、繁殖の時も稚エビの生存率をあげてくれる役目があります！
レッドチェリーシュリンプの飼育には水草の導入は重要ですが、残留農薬の除去をしなければなりません。
熱帯魚よりもデリケートな生体の為、農薬のダメージを受けやすいです。
後は水質や水温の急変には弱いので、水槽にレッドチェリーシュリンプを入れる際は水合わせ、水温合わせを入念に行い、水換えは少しずつ水を入れるようにしてください。
水槽
３０ｃｍ水槽以上がオススメです。
生体自体の大きさは小さいので、もう少し小さい水槽で飼育出来ると勘違いされる事があります。
しかし、水質や水温の安定が必須となるレッドチェリーシュリンプの飼育では、水槽環境を安定させる為に極力水量が多い水槽が重要です。
低床
レッドチェリーシュリンプの飼育では、ＰＨの値が弱酸性～中性の水質が向いています。
水質を弱酸性〜中性に傾ける方法としては、ソイルの使用が非常に効果的になるので、使用する低床はソイルがオススメになります！
水温
１５〜２０度ほどであれば問題ありません。
レッドチェリーシュリンプは寒さに強く、暑さに弱い傾向にある為、夏場はアクアリウム用の冷却ファン、クーラーなどがあると生存率がアップします。
混泳
熱帯魚、メダカとの混泳は可能です。
ただし、レッドチェリーシュリンプはカラフルで目立つ為、混泳相手には注意が必要になります。
肉食魚と言われている魚は高確率で捕食してしまうので、混泳は避けるのが無難ですね。
餌
雑食性で主に藻・苔類やシュリンプフードを食べます。
水に溶けにくいペレットタイプがオススメです。
まとめ
以上、レッドチェリーシュリンプの飼育方法について解説しました。
生存率を上げる事が出来れば、繁殖なども可能になり、飼育を楽しむ範囲が大きく広がります！
興味がある方は飼育して頂ければと思います！
最後までご愛読いただきありがとうございました。
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