ヤマブキハゼの飼育をプロが解説!

海水水槽
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ヤマブキハゼは名前の通りハゼの仲間で、体色がとても美しいハゼ科の海水魚です!

ハゼの仲間は飼育においても人気のある種で、ハタタテハゼやギンガハゼ、オトメハゼなどが主に周知されていますね!

ヤマブキハゼは先ほど述べた魚に比べると周知度が低いものの、飼育が簡単である事や体色が美しい事から、筆者はとてもオススメしたい海水魚ですね!

今回はそんなヤマブキハゼの飼育方法や注意点を詳しく解説していきます!

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ヤマブキハゼ

ヤマブキハゼはスズキ目ハゼ亜目ハゼ科に属する海水魚で、ヤマブキという名前は山吹色の模様がある事から、この名前が付けられました。

山吹色と聞いてパッとこない方が多いと思うので、簡単に説明すると、ヤマブキという鮮やかな黄色い花の事を山吹色と言います!

ヤマブキハゼはセブ島周辺で生息している魚で、日本には生息していません。

自然界ではニシキテッポウエビというエビと共生をして暮らしており、ニシキテッポウエビが作った巣穴に一緒に生活をしています。

ニシキテッポウエビは非常に目が悪く、天敵が近くにいても気付かずに食べられてしまう事が多々あるそうです。

そこで、ニシキテッポウエビの目の役割をしているのがヤマブキハゼです!

巣穴に住む代わりに、ヤマブキハゼがニシキテッポウエビに天敵が来る事を知らせ、天敵が来たら一緒に巣穴に中に入ってきます。

この様に、違う種類の生き物が助け合って生きているのを共生と言い、この習性は水槽内でも観察する事が出来るので、ヤマブキハゼを飼育する際は是非ニシキテッポウエビも混泳させる事をオススメします!

大きさ

最大で8cm程しか大きくならない小型の海水魚です。

小型水槽でも十分に飼育する事が出来るので、水槽の置き場があまり取れないという方にもオススメですね!

価格

ヤマブキハゼの価格は一匹辺り、1000円〜1500円前後で販売されています。

価格からみても初心者の方が手を出しやすい価格ですね!

飼育方法

水槽

水槽の大きさは最低でも30cm以上は必要になります。

30cm水槽でも飼育は可能ですが、水質変化や水温変化などの環境が水量の少なさから変動しやすいです。

以上の理由から、可能であれば45cm以上の水槽がオススメです。

濾過システム

ヤマブキハゼは水質変化に敏感な種類の為、濾過能力が強い濾過システムでの飼育を推奨します。

そこでオススメするのがオーバフローシステムという濾過システムです。

オーバフローシステムは他の濾過システムと比べて価格が高い難点がありますが、水質をより維持する事が出来るオーバーフロー水槽という濾過システムをオススメします。

オーバーフロー水槽とはメインの水槽と別に濾材を入れる為の濾過槽があるシステムです。

水槽とフィルターが一体型になっているイメージですね。

オーバーフロー水槽にする事により、飼育には欠かせないバクテリアを他のフィルターと比べて多く棲みつかせる事が出来る為、水質を維持する事が出来ます。

それに加えて濾過槽に入る分の水量もある為、総水量が圧倒的に増え、水質が悪化しにくくなりアンモニアなどの有害物質も蓄積されにくくなるメリットがあります。

水温

ヤマブキハゼの適正水温は25度前後になります。

一般的な海水魚飼育でも25度前後を保つ為、混泳する際にもこの水温を保つのがベストになります。

その為、ヒーターとクーラーの設置が必須になります。

クーラーとヒーターはそれぞれ温度設定が出来るので、クーラーは26度ヒーターは24度で設定すると25度前後を保つ事が出来ます!

ヤマブキハゼは人工餌に懐きやすい為、餌付けで苦労する事はありません。

動物食性の人工餌を好む為、そちらを与えてあげれば問題ありません。

混泳

他種混泳

性格は非常に大人しい性格をしているので、様々な種と混泳させる事が出来ます。

しかし、ヤマブキハゼは巣穴で生活をする習性から、砂に中に潜る魚とはあまり相性が良くありません。

例えば、シリキリスズメダイイエローコリスなど砂を掘ったり、砂の中を移動する魚と混泳させてしまうと、ヤマブキハゼの巣を壊す事になるので、ストレスが掛かってしまいます。

一概にダメとは言えませんが、極力避けた方が無難ですね。

同種混泳

ヤマブキハゼは他の種類の魚に対しては性格が温厚ですが、同種のハゼとなるとまた違っていきます。

巣穴=縄張りになり、この縄張りの近くのきたハゼには威嚇したり、攻撃したりするなどの習性がある為、基本的にはハゼの仲間は1種で飼育しましょう。

90cm以上ある水槽で飼育する場合は縄張りが近くならなくなるので、2種類飼育する事が可能です。

ニシキテッポウエビとの共生

先程も解説した様に、ヤマブキハゼはニシキテッポウエビと共生する魚なので、ヤマブキハゼを飼育する際は導入をオススメします!

共生させるコツとしては、ヤマブキハゼを導入する前にニシキテッポウエビを水槽に入れておいて、巣を作らせてあげましょう。

巣穴が出来上がったタイミングで、ヤマブキハゼを水槽に入れる事で、共生してくれる可能性が高くなります。

必ずしも共生してくれるとは限らないので、共生に関しては運もありますね(笑)

ニシキテッポウエビはヤマブキハゼのフンや食べ残しなどを食べている為、専用の餌は無くても問題ありません。

レイアウト

ヤマブキハゼはライブロックと砂の間に巣を作る事が多い為、砂は3cm〜5cmほど厚めに敷く事が肝心です。

ライブロックの組み方は特に決まりはない為、自分の好みでレイアウトをしてあげて問題ありません。

パウダー状のサンゴ砂を使う場合は、共生させたい場合に粗目のサンゴ砂を置いておくと、巣穴を作ってくれる可能性が上がります。

※写真を参考にしてみて下さい!


     

パウダー状のサンゴ砂を使わない場合は特に追加でする事はありません。

まとめ

以上、ヤマブキハゼの飼育方法や注意点などについて解説しました。

ヤマブキハゼは初心者の方でも簡単に飼育する事が出来る為、どの方にもオススメしたい海水魚です!

又、自然界を生き残る為の"共生"を水槽内で見れるという事はとても素敵な事だと筆者は思います。

是非、ヤマブキハゼの飼育に挑戦してみて下さいね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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