ネオンテトラは熱帯魚を代表する種類であり、これからアクアリウムを始めようと思っている方に特にオススメな熱帯魚です。
青と赤の輝く体色がまさに熱帯魚という感じで綺麗ですよね!
ショップなどでも必ず見かける熱帯魚で、飼育も簡単です。
今回はそんなネオンテトラについての飼育方法などを詳しく解説していこうと思います!
ネオンテトラとは?
ネオンテトラとはカラシン目カラシン科の熱帯魚で、アマゾン川などに生息しています。
上半分は青色で下半分は赤色の鮮やかな体色をしています。
水質変化などにも強く性格も穏やかなので、初心者でも飼育しやすい熱帯魚です。
ネオンテトラの飼い方
フィルター
30cmほどの小型水槽であれば、外掛けフィルターや底面式フィルターがオススメです。
外掛けフィルター、底面式フィルター共に取り付けやお手入れも簡単で、安価な上に稼働時に水面が揺らぎ酸素が水槽内に取り込まれるのでエアレーションなどを設置する必要がありません。
水槽がそれ以上大きい場合は、外部式フィルターがオススメですが、物によっては水流が強すぎるものなどもあるため注意しましょう。
なぜならネオンテトラは水流が穏やかな場所に生息しているため泳ぎが得意な方ではなく、水流が強すぎると負荷がかかってしまい弱ってしまうためです。
フィルターを購入する際は水流の強弱をチェックしてから購入するといいですね!
外部式フィルターは水槽の外に設置をするフィルターなので、水槽周りがスッキリするだけでなく水質の維持には欠かせないろ材もたくさん入れることが出来ます。
他のフィルターに比べて作動音が静かなので、音が気になる方や寝室に水槽を置こうと考えている方などには外部式フィルターがオススメです。
保証や取り扱い店舗の多さ、扱いやすさなどどれを取ってもNo.1です!!
水温
水温は25〜27度に保つのが適正です。
25度以下になってしまうと、熱帯魚の代表的な病気でもある白点病にかかりやすくなってしまいます。
白点病はその名前のとおり、体表やヒレなどに白い点が付着するので一目で分かります。
放置すると体中に白点が蔓延してしまい、やがて衰弱死してしまうので発見したら早めに治療をしてあげましょう。
治療する方法は薬浴といって水槽内に薬を投与して治す方法が一般的で、ショップなどに行けば必ず販売されている薬なので、白点病になったからと諦めずに治してあげましょう!
白点病にかかる一番の要因は、水温の急激な変化や設定水温が低い場合に良くかかってしまう場合が多いので、まずヒーターで水温を25〜27度に保ち、水換えをするときは水槽内の水温になるべく近い温度で水換えをしてあげることで予防出来ます。
ネオンテトラの餌
餌の種類
ネオンテトラは小型の熱帯魚で口が小さいため、なるべく小さい餌を与えてあげましょう。
フレーク状や粒状どちらでも構いませんが、中層〜上層付近を泳ぐ熱帯魚なので浮上性の餌を与えましょう。
餌の量
与える餌の量は30秒ほどで食べきれる量を、午前に1回午後に1回で計1日2回与えましょう。
頻繁に与えることが難しい場合は1日1回で問題ありませんが、与えすぎは水質の悪化に繋がるので、必ず食べきれる量を与えましょう。
pick up!!
全ての熱帯魚にも共通して言えることですが、ネオンテトラは自然界では1日に何度も細かく餌を食べているので、1度に大量に餌を食べしまうと口に詰まらせてしまったり、消化器官に負担がかかってしまったりするためです。
毎日適正な餌と量を与えてあげることがネオンテトラを長生きさせるポイントでもあります。
ネオンテトラの適正量
ショップに行って、いざ購入しようと思ってみても何匹購入すればいいのか迷ってしまいますよね。
なので水槽の大きさごとに何匹まで飼育できるのかをまとめてみました!
30cm水槽 5〜10匹前後
45cm水槽 20匹前後
60cm水槽 30匹前後
90cm水槽 50匹前後
あくまで目安なのでネオンテトラの大きさなども考慮して参考にしてみて下さい。
pick up!!
ついたくさん飼いたくなってしまいますが、水槽に対してネオンテトラの数が多くなってしまうとそれだけ水が汚れてしまうので、水槽の管理が大変になってしまうだけでなく、水槽内が窮屈になってしまうので、なるべく少なめで飼ってあげましょう。
ネオンテトラの混泳
ネオンテトラは非常に穏やかな性格なので、混泳に向いている熱帯魚です。
なので混泳させる場合はネオンテトラが襲われない魚種を選ぶ必要があります!
相性の良い熱帯魚
ネオンテトラと相性が良い熱帯魚は、ネオンテトラと同じ種類である、グリーンネオンテトラ、カージナルテトラ、ラミーノーズテトラといったネオンテトラと同じ種類の熱帯魚が代表的です。
他の種類ではミッキーマウスプラティやラスボラ・エスペイ
オトシンクルスやヤマトヌマエビといったメンテナンス生体とも相性が良いです。
相性の悪い熱帯魚
ネオンテトラと相性が悪い熱帯魚は、アロワナやディスカス、ナマズなどの肉食魚や大型魚です。
こちらは説明するまでもありませんが、食べられてしまうためです。笑
ネオンテトラと同じ種類でもコンゴテトラやレインボーテトラなどはネオンテトラより気性が荒いので、名前にテトラが付いていても混泳可とはなりません。
まとめ
以上、ネオンテトラの飼育方法について解説しました。
飼育も簡単で混泳出来る熱帯魚も多く、何を飼育するか迷っている方などは、まずネオンテトラを飼育してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
ネオンテトラの飼育をプロに任せたい!ネオンテトラの水槽を置きたいという方はこちら
・丈夫で飼育が簡単!
・混泳する際は大きい熱帯魚は避けよう!
コメント