ロージーテトラはネオンテトラやカージナルテトラと同じ仲間であるカラシン科の熱帯魚です!
綺麗な赤色の発色は水槽の雰囲気を一気に変えてくれるほどの鮮やかさをもっています。
今回はそんなロージーテトラの飼育方法や注意点、必要な水槽設備を解説していきます!
ロージーテトラ
ロージーテトラは南米の淡水域に生息している熱帯魚です。
知名度が高いネオンテトラと比べると体高が高く、ヒレが長い事が特徴ですね!
又、オスとメスでも若干の色合いが変わり、オスはメスに比べて背ビレが長く、真っ黒に染まります。
対してメスはオスに比べて背ビレが短く、同様に背ビレが黒く染まりますが白い点が付いているので、オスとメスの見分けはすぐに付きます。
微妙ではありますが、それぞれ違った色合いや形が違うので、飼育の楽しみの一つともいえますね!
大きさ
ロージーテトラは最大で4cm程までに成長します。
あまり大きくならない熱帯魚なので小型水槽でも飼育が可能です!
寿命
ロージーテトラの寿命は平均で3年程です。
他の小型熱帯魚と比べても特に変わりがありませんね。
短い寿命ですので、大切により良い環境で飼育してあげましょう!
価格
ロージーテトラの相場価格は一匹辺り100円〜200円程です。
基本的には5匹や10匹単位のまとめ買いがペットショップでは安く購入出来るので、まとめ買いがオススメです!
飼育方法
ロージーテトラの飼育に必要な水槽用品は以下の通りです。
・水槽
・フィルター
・ヒーター、クーラー
・ライト
・フタ
・レイアウト部材
最低でもこれらの水槽用品は揃えてあげれば飼育に問題はありません!
水槽
水槽のサイズは30cm以上の大きさであれば問題ありません。
飼育数や混泳によって水槽の大きさが変わってくるので、過密にならない様に飼育しましょう!
過密すぎる飼育は水質悪化や酸欠、病気の原因ともなるので注意が必要です。
フィルター
ロージーテトラは水質変化に耐性がある種類ですが、なるべく濾過能力が強いフィルターを選ぶのが適しています。
理由としてはより良い水質環境で育てる事で病気の予防などを防ぐ事が出来るからです。
そこでオススメするのが外部式フィルターになります!
外部式フィルターは水質維持が必須と言われている水草の育成にも使われている事ほど、濾過能力が強いフィルターです。
又、水の音や機械音がほぼしない為、音が気になる方や寝室に水槽を置きたいという方にもオススメですね!
水温管理
ロージーテトラの適正水温は24度〜26度の範囲が適しています。
その為、水温を維持するクーラーやヒーターの設置が必須となります。
設定方法を詳しく解説すると、クーラーの設定温度は26度、ヒーターの設定温度を24度に設定する事で25度前後の水温を保つ事が可能です。
初心者の方でよくやってしまうトラブルとしてはクーラーとヒーターの設定温度を同じ温度で設定してしまうといった事があります。
確かに一定の水温をキープする事が出来ますが、これをやってしまうと常に両方が稼働してしまう為、器具の故障に繋がるので注意しましょう!
ヒーターやクーラーの設置をしなくてもいい例外もあり、それは室温が常に一定である家庭です。
室温が24度〜28度ぐらいに保たれていれば、クーラーやヒーターの設置はしなくても問題無いので、必ずしも必要という訳でありません。
ライト
熱帯魚の飼育でライトは付けないという方もいますが、ライトにはとても重要な意味があります。
人間の生活にも朝〜夜があるように、魚にもしっかりと明る時間と暗い時間を作ってあげる必要があり、ライト無しで飼育してしまうと体内時計が上手く働かず、弱ってしまう恐れがあるので注意が必要です。
ライトの照明時間は6時間〜8時間を目安に点灯させましょう!
ライトの点灯時間が長いとコケによる汚れの原因や、逆にロージーテトラの体調を崩す恐れがあるので長時間の点灯はオススメしません。
フタ
これは稀に起きるトラブルですが、魚が水槽から飛び出して死んでいたっていう話をたまに耳にします。
せっかく大事に育てていた魚が外で干からびていたらとても悲しいですよね。
このトラブルはフタをする事で飛び出しを大幅に防ぐ事が出来るので、フタの設置を推奨します!
レイアウト
ロージーテトラは水草ととても相性の良い熱帯魚なので、水草や流木を入れてあげると体色がより映えます。
次に適した底砂ですが、ロージーテトラの飼育では色々な底砂を使う事が出来ます。
初心者でも扱いやすい大磯砂や田砂、水草飼育に適しているソイルなど、自分に合ったスタイルの底砂を選びましょう!
ロージーテトラは全ての底砂に対応出来る訳ではなく、使ってはいけない底砂もあります。
それはサンゴ砂です。
サンゴ砂は海水水槽などに使われている砂ですが、このサンゴ砂は水質を弱アルカリ性に傾ける性質があり、ロージーテトラの飼育では弱酸性の水質が適しています。
その為、サンゴ砂を使ってしまうとロージーテトラの適した水質にならないという事になります。
餌
ペットショップなどで販売されている熱帯魚用の人工餌で問題ありません!
人工餌の与える頻度は一日に2回〜3回程度、一度に食べ切れる量を目安に与えましょう。
混泳
ロージーテトラはカラシン科の中では性格が強い部類に入りますが、他の魚を攻撃したり食べてしまったりする事はほぼ無いので、基本的にどの熱帯魚とも混泳出来ます。
反対にロージーテトラが攻撃されたり食べられてしまう様な肉食の熱帯魚とは混泳出来ないので、その様な熱帯魚との混泳は避けましょう。
まとめ
以上、ロージーテトラの飼育方法や注意点、必要な水槽用品について解説しました。
ロージーテトラは初心者の方でも簡単に飼育出来るほど、水質耐性や病気になりにくい熱帯魚です!
注意する事があるとすれば、水温調整や定期的なメンテナンスを怠らない事を気を付ければ飼育に失敗する事はほぼありませんね!
是非、ロージーテトラの飼育に挑戦してみて下さい!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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