観賞魚の定番であるスズメダイの中で皆さんは何スズメダイが好きですか?
性格が穏やかなデバスズメダイ、ストライプが目立つリュウキュウスズメダイなど様々だと思います。
今回はご紹介するのは著者が初めて飼育したスズメダイである、尻尾の部分の黄色がよく目立つシリキルリスズメダイです!
しっかりと読んで他のスズメダイとの違いや特徴を覚えていって下さいね。
シリキルリスズメダイとは
シリキルリスズメって本当良い色してるな
無加工でこの色エグい pic.twitter.com/lIFyGKyp3H— AQUARIUM-MojaPy (@Moja_Py) June 20, 2020
シリキルリスズメダイはスズキ目スズメダイ科に属する小型の海水魚です。
琉球列島やフィリピンなどの珊瑚礁に生息しています。
浅い水深にも生息しているので、スノーケリングなどでも観察することができます。
名前の由来
尾ビレ部分が綺麗な黄色である事からシリキルリスズメダイと呼ばれています。
伊豆近海で沢山観察できるソラズズメダイとよく似ているが、黄色に染まる範囲の違いで見分けることができます。
また個体差はありますが、ソラスズメダイよりもシリキルリスズメダイの方が黄色の色味が強いです。
大きさ
シリキルリスズメダイは成長すると5cm程まで成長します。
他のスズメダイと比べて、ひとまわり小柄な傾向にあります。
寿命
シリキルリスズメダイの寿命は4年前後と言われています。
成長した時のサイズとしても妥当な寿命と言えるでしょう。
病気になりにくい事で知られており、比較的に飼育が簡単なので長生きさせてあげましょう!
性格
シリキルリスズメダイの性格はかなり気が強めです。
スズメダイ系の血筋がしっかりと現れたいるといったところでしょうか?
ただしライブロックやサンゴ礁などの隠れ場所がないと落ち着かない一面もあるので、少し臆病とも言えます。
著者の感覚ではスズメダイの中でもシリキルリスズメダイは上位クラスの気の強さがある様に感じます。
穏やかな性格のスズメダイなど他のスズメダイが気になる方はこちらをチェックして下さい!

購入
シリキルリスズメダイは人気の観賞魚なので通販でもアクアショップでも購入する事が出来ます。
ネット購入の場合は1匹あたり300〜500円程で、アクアショップの場合は600円程で販売されています。
シリキルリスズメダイは比較的丈夫なので郵送に日数のかかるネット購入の場合でも元気な状態で手元に届く事が多いです。
シリキルリスズメダイを飼育してみよう
ではここからはシリキルリスズメダイの飼育方法について解説していきます。
気が強いけど隠れ場所がないとストレスを感じてしまうといった、ちょっと気難しい性格に合わせた水槽作りが上手に飼育するコツですよ!
飼育アイテムを揃えよう!
さてまずは飼育アイテムからみていきましょう!
シリキルリスズメダイの飼育に必要なアイテムは以下の通りです。
・水槽
・ろ過装置
・ヒーター
・クーラー
・ライブロック
・底砂
・人工海水のもと
・エサ
上記のアイテムは他の海水魚の飼育でも使用する基本アイテムです。
基本的なアイテムがあれば問題なく飼育する事が出来るのは初心者にとって嬉しい事ですよね!
もっと詳しく知りたい方はこちらのページにまとめていますので参考にして下さい!

水槽サイズ
性格のコーナーでもお話しした通り、シリキルリスズメダイは隠れ場所が必要です。
その為、ライブロックをしっかりと組めるスペースが取れる60cm以上の水槽がオススメです。
ペアのみでの飼育であれば30cm水槽でも大丈夫ですが、水槽サイズが小さいと水質変化のスピードが早くこまめな管理が必要なので大きめの水槽が良いでしょう。
水温
シリキルリスズメ 1匹 約2-4cm±! 海水魚 スズメダイ 餌付け!15時までのご注文で当日発送【スズメダイ】 https://t.co/d4ZpvWhqPv pic.twitter.com/2Up5UwHlJ1
— 買い物Navi-欲しいものがいっぱい- (@Navi991Navi) September 5, 2016
シリキルリスズメダイの適正水温は25度前後です。
飼育可能な水温は21〜28度と広い水温に対応できるので、混泳させる種の適正水温に合わせても問題なく飼育することが可能です。
丈夫な事で有名なシリキルリスズメダイですが、ヒーターとクーラーを導入してしっかりと水温管理をしてあげましょう!
混泳
シリキルリスズメダイの混泳については少し注意が必要です。
気が強い一面をもつ為、周りの種にかなりちょっかいを出します。
特に自分よりも小さい魚に対してはかなりキツくちょっかいを出します。
個体差もありますが、心配になってしまうほど追いかけることもしばしばあります。
逆に自分よりも大きい種には殆ど手を出さないので、混泳させる場合にはリュウキュウスズメダイより大きい海水魚が望ましいです。
同種との混泳
水槽寂しかったからシリキルリスズメ大量投入した、カワイイ#りなま活動記録 pic.twitter.com/8RLvvzDeHR
— めじろん。 (@Mejiron_MK) April 14, 2020
シリキルリスズメダイは成長すると気が強いことに加えて、縄張り意識が強くなります。
同種に対しては特に敵対視するようなので、水槽内で過密になるような複数飼育は避けましょう。
とはいえ複数飼育で魅力が増す種なので大きな水槽で複数飼育をしてみると良いかも知れません。
エサ
シリキルリスズメダイは人工エサでも生エサでも良く食べてくれます。
こだわる必要はないのでアクアショップやホームセンターなどで見つけた物を買うという方法で構わないです!
そんな事言われても初心者だからわからない!という方は「おとひめ」というエサを買っていただければ問題なく飼育する事が出来ますよ!
まとめ
いかがでしたか?
今回はシリキルリスズメダイについて解説してみました。
体はとっても丈夫なので、ちょっと気難しい性格と上手く付き合って飼育して頂ければと思います!
最後までご愛読いただきありがとうございました!
コメント