沖縄や海外のリゾート地の海と言えば、綺麗な魚が泳いでいるのを想像しますよね!
水槽でも本物の海を再現したいですよね。
水槽を華やかにするコツとして、色彩やかな種類の多いスズメダイの仲間達を入れるのはとても重要となってきます。
今回はそんな見栄えするスズメダイの仲間をご紹介していきたいと思います!
スズメダイについて
スズメダイの仲間は400種以上存在し、日本では100種ほど生息している事が分かっています。
実はファイティングニモの映画にも出てたカクレクマノミもスズメダイの仲間なんです!
見た目も可愛らしく、小さいスズメダイの仲間達ですが性格が獰猛な事で有名で、自分より大きい魚を攻撃する事もあります。
そんな性格が獰猛なスズメダイの仲間達ですが、初心者が飼育しやすい点として、ほとんどのスズメダイは体がとても丈夫なので、急激な水温変化や水質変化がない限り、飼育に失敗するという事はほぼありません。
性格が獰猛という事は一緒に飼育したい生き物の飼育が難しいという事に繋がります。
性格が獰猛で他の種をいじめてしまい、いじめられた魚はストレスで弱っていってしまいます。
海水水槽を立ち上げる上で、様々な種を1つの水槽で飼育したいと思ってる方は多いと思います。
ただ、全てのスズメダイが性格が獰猛という訳ではなく、混泳しても混泳が可能な種もいます。
又、価格も他の海水魚に比べて、安価な事が多いので初心者でも気軽にスタートしやすいと思います。
そこで今回は混泳が可能な種+初心者でも簡単に飼育出来るスズメダイをご紹介します!
オススメのスズメダイ!
デバスズメダイ
初めて飼育する海水魚といったら、この魚がオススメです!
デバスズメダイ〈スズメダイ科〉
レア度
自:★☆☆☆☆
水:★☆☆☆☆枝サンゴの周りで群れを成し、危険を感じると一斉にサンゴの隙間に隠れる。綺麗な青緑の体が特徴だが、婚姻色になると黄色くなるものもいる。鑑賞魚としても有名。pic.twitter.com/7PTIGXCXvm
— 日本の海水魚bot (@nihon_osakana) October 14, 2019
綺麗な青色のエメラルドグリーンをしていて、大きくなっても8cm程の小型のスズメダイです。
歯が出ている事からデバという名前が付けられています。
マリンアクアリウムでも人気の種で、その理由として病気などにかかりにくく、1匹辺りの価格がとても安いです!
体が丈夫な事は初心者にとってとても嬉しい事ですよね!
また、デバスズメダイはスズメダイの中でもかなり温厚な性格をしている為、混泳に向いており、同種の複数飼育ができるので水槽内で群れている様子はとても美しいですよ!
水槽の大きさは45cm以上あれば問題なく飼育でき、他の種と混泳するなら60cm以上あった方が隠れる場所なども確保出来るので、なるべく大きい水槽で飼育する事をオススメします。
適正水温は25度前後なので、冬場はヒーター、夏場はクーラーの設置が必須になります。
餌は基本、海水魚専用で小粒のものであれば何でも食いついてくれるので、餌付けにも困らないのも良い点です!
デバスズメダイの価格は1匹200円前後とかなり安価で入手できますね!
リュウキュウスズメダイ
リュウキュウという名前は沖縄に生息している事から名付けられています。
リュウキュウスズメダイは白黒のストライプがとても綺麗な海水魚です!
リュウキュウスズメダイは、
①フタスジリュウキュウスズメダイ
②ミスジリュウキュウスズメダイ
③ヨスジリュウキュウスズメダイ
の3タイプ存在しています。
白い体ベースに黒いラインが入ってるのが特徴で、名前についてるフタスジとは黒い線が2本ある所からきています。
黒いラインが2本、3本、4本の3種類のリュウキュウスズメダイがいるので、自分の好みで選んでみて下さいね!
最大8cm程まで成長するため、水槽は45cm以上あった方が快適に飼育できます。
先程、紹介したデバスズメダイと比べると、気性が少し荒い方ではありますが問題視する程ではありません。
病気には非常に掛かりにくい種類でもあるので、初心者の方にはオススメ出来る種類となります。
水温や餌についてはデバスズメダイと変わりませんので飼育はしやすいですね!
1匹辺りの価格は500円前後とスズメダイの中では高い分類になりますが、手に入れやすい価格ではあります!
スプリンガーズダムセル
スズメダイの中では割とマイナーな種類ですが、このスプリンガーズダムセルはかなりオススメです!
威嚇モードのスプリンガーズダムセル。いちばん綺麗に青色が出る瞬間 pic.twitter.com/T8q3yHNWUb
— 大鷲ぐり (@gryphin1424) November 17, 2018
濃い青ベースに黒いラインがあるのが特徴で、大きくなっても4cm程までしか成長しません。
因みにこれはスズメダイの中で1番小さい種類です。
サイズも小さい為、30cm水槽で十分に飼育できるのが良い点ですね!
スプリンガーズダムセルも温厚な性格の為、自分から攻撃しない分、性格が獰猛なスズメダイには攻撃されてしまうので、デバスズメダイ以外のスズメダイとの混泳は避けましょう。
デバスズメダイに比べて輸入量が少ないため、ペットショップで販売されているのを見る事が少ないのが難点。
もし、近くのペットショップで販売されていなかったら通販で買うことができますよ!
水温、餌はデバスズメダイと同じなので、飼育で困ることはほぼないですね。
1匹辺りの価格は500円前後なので、リュウキュウスズメダイと同じ位の価格です。
まとめ
以上、オススメのスズメダイについて解説しました。
飼育しやすく性格が穏やかなスズメダイはかなり珍しい為、3種類の紹介になりましたが、どれもオススメのスズメダイになります。
・体が丈夫(病気になりにくい)
・水温、水質変化といった環境変化に強い
・安価
共通する全てが初心者にとって嬉しい点ですね!
美しい体色を放つ海水魚を是非飼育してみて下さい!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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