水槽内でふと見かける厄介者のスネール。
水草を食害するだけでなく、見た目もあまり良くないので水槽では害虫のような存在ですよね。著者も水槽内で急激に増えてしまうスネールに悩まされた経験があります。。
今回はそんな厄介者のスネールを食べて除去してくれるオススメの生体をランキング形式でご紹介したいと思います。
スネールとは?
スネールとは一般的にはカタツムリや巻貝を表す英単語”snail”のカナ読みですが、水槽の世界ではヒラマキガイやサカマキガイ、トランペットスネールといった貝に対してスネールという言葉を使います。
スネールの食害
スネールは見た目の悪さはもちろんですが、水草も食害してしまいます。
さらに繁殖力がとても強いので、気付いた頃にはとんでもない数に増えてしまっていたなんてことも珍しくありません。
このスネールは何処からともなく水槽内にやってくる訳ではなく、多くの場合はショップなどで購入した水草などに付着し水槽内に持ち込まれます。
購入した水草にスネールが付着していれば気付くと思いますが、水草に付着している時は卵の状態だったり、肉眼では認識しずらい程の小さなものだったりするので防ぐのは難しいでしょう。
スネールの侵入を防ぐには、購入した水草を水槽に入れる前に市販の除去剤を使ってスネールを死滅させるか、組織培養された水草を購入すればスネールの心配がありません。
組織培養された水草は、有名なものだとADAのみずくさの森やトロピカの1.2Growなどがオススメです。
組織培養のカップ水草を昨日は使いました。量も多いし、苔とかスネイルの心配もなくて大満足でした。これ病み付きになりそう(^_^)/てか水槽の中毒性やばかな。水槽というより水草の中毒性か(笑) pic.twitter.com/cOsEqARdeV
— つぐむぐ (@tsugumugu) December 16, 2018
オススメの駆除生体BEST4!!
水槽内で増えていくスネールですが、一旦水槽内へ侵入するとなかなか壊滅させるのは難しく、市販の薬剤などを使っても生体や水草などにダメージを与えてしまうものがほとんどなので、なかなか手が出せないとおもいます。
そんな時にオススメなのが、スネールを食べて除去してくれる生体の存在です。
既存の水草や生体などに影響を及ぼさず、他の生体と同じ環境で飼育出来るので薬剤などよりも安全に対処出来るのでオススメです。
第4位
トーマシー
トーマシーかわいい
もう貝は食べてくれてないみたいだけど…w pic.twitter.com/KnCcqtzZzb— ほるすふぃ (@horsfie) January 8, 2019
小型の貝であれば、丸ごと食べてしまうほど捕食力が高いです。
成長と共に気性が荒くなり、他の生体を追いかけ回すようになる上に小型のエビなども捕食してしまうので、貝を捕食させた後は取り除くのが無難です。
基本的な飼育は容易で、人工餌もよく食べますが人工餌を頻繁に与えてしまうと肝心のスネールを食べなくなってしまうため、通常の餌の量には注意しましょう。
第3位
キラースネール
増えすぎたスネールの為お迎えしたキラースネール君ちゃんと働いてくれるかも… #アクアリウム #熱帯魚 #スネール pic.twitter.com/YhG2gu4Mua
— 戦車兵☆アクアリウム (@3b7fdL9Hc4BMJrO) April 15, 2016
マレーシアやタイに生息する小型の巻貝です。
貝を捕食する貝として有名で、水草水槽などと相性が良いです。
生体とのバランスでスネール対策の魚が導入出来ない方にはオススメの駆除生体です。
少量のスネールや小型水槽の場合は効果抜群ですが、大型の水槽の場合は効果が薄いです。
貝が貝を捕食するため、スピード感があまりないので直ぐに効果を実感したい方にはあまり向きませんが、一度貝を見つけると逃すことなく捕食してくれるので小型水槽には是非入れたいですね。
第2位
バジスバジス
バジスバジスのおかげで大繁殖していたスネールがかなり減った!!
動きも可愛いし、かなりオススメです(⑉︎• •⑉︎)♡︎ pic.twitter.com/OQJj0w2QAV— いろは (@irohauta0411) December 12, 2019
小型の種で別名カメレオンフィッシュとも呼ばれ、周囲に合わせて体色を変化させ擬態します。
人工餌にはあまり餌付かず冷凍の赤虫などを与える必要がありますが、バジスバジスは餌を食べるのがとても遅いので、カラシンなどとの混泳は避けるのが無難ですが、水槽内に捕食するスネールがいる場合は問題ないでしょう。
オスはメスよりも体色が綺麗ですが、オス同士は縄張り意識が強いので、スネール対策として水槽に入れる場合はオスとメス1匹ずつか、オス1匹のみにしましょう。
第1位
アベニーパファー
1日で娘の好きなペットランキング1位へ駆け上がった #アベニーパファー pic.twitter.com/ZLtrJ8viG2
— コウ@ラグ (@kotherug) November 28, 2019
世界最小の淡水フグとしてとても人気があります。
その可愛らしい見た目からはあまり想像出来ないですが、水槽内をキョロキョロと探してスネールを捕食してくれます。
隣の水槽に湧いた貝を…
ハンターアベニーちゃん♪#アベニーパファー pic.twitter.com/io2AAX3uGL— Yuki◡̈⃝⋆* (@yuki___aqua) May 22, 2016
このアベニーパファーですが、人工餌にはあまり食いつかないので、飼育する場合は冷凍の赤虫やイトミミズを与える必要がありますが、水槽内にスネールがいればそのスネールを食べるので餌の心配はありません。
しかし、水槽内のスネールがいなくなると徐々に痩せてしまい、やがては死んでしまうので水槽内のスネールがいなくなったタイミングで赤虫などの餌に切り替えてあげましょう。
肉食なので、小型のエビ(ミナミヌマエビやレッドビーシュリンプ)などは食べてしまうため注意が必要ですが、ヤマトヌマエビのような比較的大きなエビとの混泳は可能です。
まとめ
以上、スネールを食べてくれる生体をご紹介させていただきました。
どの生体も効果は期待出来ますが、スネールがいなくなってしまうと餌を食べなかったり、縄張り意識が強い生体が多いので気難しい種が多いですが、アベニーパファーやバジスバジスのように見た目が可愛い種も多いので、スネールに悩まされている方は是非導入してみて下さいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント