サザナミヤッコを飼育してみよう!

海水魚

サザナミヤッコは海水魚飼育の王道とも言える程、体が美しく飼育者を魅了し続けています!

幼魚の頃と成魚とでは色合いや模様が全く異なり、違う種の魚と思えるほど変化するのも特徴の一つです。

この変化は飼育の醍醐味とも言えますね!

よくペットショップでも見かける事ができる魚の為、衝動買いをしてしまい飼育が上手くいかないこともしばしばあります。

今回はそんなサザナミヤッコの失敗しない飼育方法や抑えるべき点を詳しく解説していこうと思います。

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サザナミヤッコ

サザナミヤッコはスズキ目スズキ亜目キンチャクダイ科
に属する海水魚です。

サザナミヤッコの名前の由来は幼魚の頃の模様から取っており、波紋のような模様からサザナミと付けられました。

幼魚の頃は波紋のような模様で、色合いは黒ベースに青いラインが波紋状になっているのが特徴です。

成魚になると全体的に暗褐色になり、白い線が体の中央に入るのが特徴です。

ヒレやエラは幼魚の頃と変わらず、青っぽさが残るので全体的な色合いがより美しくなります。

生息地

太平洋中西部やインド洋のサンゴ礁に生息しており、幼魚の段階では黒潮に流されて、8月〜10月頃に関東周辺でも見る事が出来ます。

この流されたサザナミヤッコの幼魚は死滅回遊魚とも呼ばれ、海水温が低くなるにつれ死んでいってしまいます。

大きさ

最大で40cmほど成長します。

しかし、飼育環境では成長速度が自然界にいるサザナミヤッコより遅くなり、40cmまで成長するのに8年ほどはかかります。

又、40cmまで成長する個体は少なく、大体30cm程で成長が止まる事が多い傾向があります。

10cmほど大きくなると徐々に体色や模様が変化していき、20cm程度まで成長すると成魚と同じ模様に変わっていきます。

食性

サザナミヤッコは主に海藻や岩に付着したコケを食べて生活をしていますが、ホヤやカイメンなども食べている為、植物食性に近い雑食性となります。

飼育方法

水槽

幼魚の頃から飼育を始めるという点から解説すると、最低でも90cm水槽が必要となります。

これは先ほど解説した成長速度や飼育環境での最大体長を考慮した上での話しになり、既に成魚になっているサザナミヤッコを飼育する場合は最低でも120cm水槽が必要です。

幼魚の段階から飼育を始める場合は90cm水槽があれば問題はありませんが、極力大きくしたいという方は120cm水槽で飼育するといいですね!

水温

サザナミヤッコの適正水温は25度前後となる為、水温を保つのに必要なヒーターとクーラーの設置が必須になります。

温度変化に非常に弱い魚の為、水温管理はとても重要とも言えますね。

クーラーとヒーターはそれぞれ温度設定が出来るので、クーラーは26度ヒーターは24度で設定すると25度前後を保つ事が出来ます!

濾過システム

サザナミヤッコは非常に水質に敏感で、ちょっとした水質変化から病気などの症状が出やすい魚です。

その為、濾過能力が強いオーバーフローシステムがオススメです。

オーバーフローシステムは他の濾過システムと比べて価格が高い難点がありますが、水質をより維持する事が出来るオーバーフロー水槽という濾過システムをオススメします。

オーバーフロー水槽とはメインの水槽と別に濾材を入れる為の濾過槽があるシステムです。

水槽とフィルターが一体型になっているイメージですね。

オーバーフロー水槽にする事により、飼育には欠かせないバクテリアを他のフィルターと比べて多く棲みつかせる事が出来る為、水質を維持する事が出来ます。

それに加えて濾過槽に入る分の水量もある為、総水量が圧倒的に増え、水質が悪化しにくくなりアンモニアなどの有害物質も蓄積されにくくなるメリットがあります。

オーバーフローシステム以外にも、外部フィルターや上部フィルターなどがありますが、これらはオーバフローーシステムと比べると濾過能力が落ちてしまう為、水質に敏感なサザナミヤッコには不向きです。

又、濾過能力が弱かったり水質変化が激しくなると病気の原因にもなるので注意しましょう。

サザナミヤッコはキンチャクダイの仲間の中でも人工餌になつき易い方なので、餌付けで苦労する事はありませんが、与える餌の種類が重要となります。

サザナミヤッコは雑食性の魚ですが、メインで与える餌は植物性の餌がベストです。

人工餌の中にも動物性の餌と植物性の餌に分けられますが、動物性の餌を与え続けてしまうと栄養補給が上手く取れず、痩せの原因を作ってしまいます。

そこでオススメする植物性の餌はひかりプレミアム海藻70が食い付きが良くオススメです!

この餌はS、M、Lと餌のサイズ別で販売されているので、サザナミヤッコの口に入る大きさを考慮して購入すると良いですね!

個体によってはいきなり人工餌を食べない場合もあるので、そういったサザナミヤッコに対しては冷凍ブラインシュリンプなどの生き餌を与えると食べてくれます。

水槽の環境に落ち着いてくると、人工餌を食べるようになるので、冷凍ブラインシュリンプと人工餌を一緒に与えて慣れさせてあげしょう!

混泳

同種混泳

基本的には避けるのが無難です。

サザナミヤッコは比較的気性が荒い種類の為、同種同士は喧嘩しやすい傾向があります。

他種混泳

先程も解説したように気性が荒い種類の為、気の弱い魚をいじめるケースが多いです。

混泳させるには気の弱い魚を避ける必要があり、ベラの仲間スズメダイの仲間は性格が強い種類が多い為、これらの種類との混泳は問題ありません。

しかし、サザナミヤッコが幼魚の頃は逆にいじめられてしまうので、サザナミヤッコの大きさによって混泳させる種類を決めてあげましょう。

病気

サザナミヤッコは病気にかかりやすく、病気になってしまうとすぐに弱ってしまいます。

特になりやすい病気は白点病という病気で、体表に白い点が出てくるのが特徴です。

白点病について別の記事で詳しく解説しているので、そちらも参考にしてみてい下さい!

海水魚の白点病についてプロが解説!!
飼育者の悩みとも言える海水魚の白点病は放置し続けてしまうと水槽内全体に広がってしまい、全滅してしまう事もあり得ます。 放置してしまう原因としては『白点病にかかったけどどう対処すればいいか分からない』、『これが白点病なのか分から...

まとめ

以上、サザナミヤッコの飼育について解説しました。

サザナミヤッコの飼育は一見難しそうに見えますが、水質管理水温管理、餌に注意すれば初心者でも飼育する事が可能です!

筆者のオススメは幼魚の頃から飼育する事ですね!

やはり色合いや模様が変わっていく姿は飼育の楽しみの一つでもあり、育てがいがあります!

飼育設備など、費用が掛かってしまいますが是非サザナミヤッコの飼育に挑戦してみてくださいね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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