水槽に赤系の魚を入れてみたい!
そんな方にオススメなのがキンギョハナダイです!
鮮やかな体色に優雅に泳ぐ姿は水槽内でとても目立つ存在になる事間違い無しです。
キンギョハナダイは体が丈夫で初心者の方でも簡単に飼育をする事が可能ですが、少し注意しなければならない事もあります。
今回はそんなキンギョハナダイについて詳しく解説していきます!
キンギョハナダイ
キンギョハナダイは広い地域で生息しており、海外であればインド洋、フィリピン、インドネシアに分布しています。
日本では伊豆や千葉、沖縄で見る事が出来ます!
色合いは雄と雌で違いがあり、雄は婚姻色が出るため雌よりも鮮やかな体色になります。
婚姻色については別の記事で詳しく解説しているので、そちらを参考にしてみて下さい!
大きさ
キンギョハナダイの大きさは最大で10cm程になります。
遊泳力も強い事から水槽は大きめのサイズを用意すると、長期飼育が可能になります。
適正の水槽サイズについて後ほど解説しますね。
価格
キンギョハナダイは雄と雌で若干の価格差があります。
基本的な海水魚を販売しているショップでは見かける事が多い為、入手は容易になります。
又、ネット通販での入手も可能なので、近くのショップで販売されていない場合はネット通販もオススメです!
キンギョハナダイ(雌)
・ショップ価格 1,500円〜2,500円
・ネット通販 1,500円〜2,000円
キンギョハナダイ(雄)
・ショップ価格 2,500円〜3,000円
・ネット通販 2,000円〜3,000円
飼育方法
水槽
飼育数にも寄りますが、キンギョハナダイ以外の魚も含めて10匹以内の飼育数であれば60cm水槽での飼育も可能です。
10匹を超える様な飼育をするのであれば90cm水槽以上が好ましく、良く泳ぎ回る魚なので水槽のサイズは大きければ大きいほど適しています。
濾過システム
キンギョハナダイは水質変化に耐性がある種類ですが、より濾過能力に優れている濾過システムを使った方が飼育に失敗しにくくなります。
そこでオススメするのがオーバフローシステムという濾過システムです。
価格が高い難点がありますが、濾過能力に優れ、水質をより良く維持することが出来るシステムになります。
オーバーフロー水槽にする事により、飼育には欠かせないバクテリアを他のフィルターと比べて多く棲みつかせる事が出来る為、水質を維持する事が出来ます。
又、酸素供給も他の濾過システムと比べても優れているメリットがありますね!
水温
水温については他の海水魚飼育と特に変わりなく、24度前後
をキープする様にしましょう!
水温をキープするにはクーラーとヒーターが必須アイテムとなります。
設定方法を詳しく解説すると、クーラーの設定温度は26度、ヒーターの設定温度を24度に設定する事で25度前後の水温を保つ事が可能です。
初心者の方でよくやってしまうトラブルとしてはクーラーとヒーターの設定温度を同じ温度で設定してしまうといった事があります。
確かに一定の水温をキープする事が出来ますが、これをやってしまうと常に両方が稼働してしまう為、器具の故障に繋がるので注意しましょう!
ヒーターやクーラーの設置をしなくてもいい例外もあり、それは室温が常に一定である家庭です。
室温が24度〜28度ぐらいに保たれていれば、クーラーやヒーターの設置はしなくても問題無いので、必ずしも必要という訳でありません。
室温管理するデメリットとしては、水温が変動しやすくなり、特に低水温から高水温に変動するタイミングは白点病になる恐れもあるので、最低でもヒーターは設置するのがオススメです!
餌
キンギョハナダイはペットショップで販売されている人工餌を与えるようにしましょう!
私の飼育経験から考えうるに、少し痩せやすい傾向が見られます。
その為、餌の量は他の生体よりも少し多めに与えると痩せ予防になります!
ただし、一回量を多くしてしまうと餌の食べ残しなどで水質悪化してしまう恐れがある為、一日に3〜4回ほど一度で食べ切れる量を与えるのがベストです!
混泳
同種混泳
ハナダイの仲間であるキンギョハナダイは同種の混泳は不向きと言えます。
キンギョハナダイ同士であれば問題ありませんが、他のハナダイとの混泳は避けるのが無難です。
又、キンギョハナダイの雄と雌の混泳についても注意が必要になります。
基本的に雄は一匹、雌は複数匹飼育する事で争いが起きにくくなりますが、雄を複数匹飼育した場合は繁殖に喧嘩する確率が高くなる傾向があります。
他種混泳
ハナダイ同士で無ければ比較的温厚な性格をしているので、他の種との混泳は可能です。
まとめ
以上、キンギョハナダイの飼育について解説しました。
ある程度の水質悪化や水温変化などには適応出来る為、初心者の方でも簡単に飼育する事が出来ます!
雄と雌をペアで飼育する事で一緒に泳ぐ可愛らしい一面も見れるので、ペアの飼育をオススメします!
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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