ナンヨウハギの飼育方法をプロが解説!!

海水魚
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皆さん、ファインディング・ニモという映画をご存知でしょうか?

熱帯魚が好きな方なら一度は見た事がある方も多いのではないでしょうか。

ファインディング・ニモと言えば、カクレクマノミの『ニモ』やナンヨウハギの『ドリー』が大冒険をする人気の映画ですよね!

今回はドリーを演じたナンヨウハギの飼育方法や注意点をご紹介していきたいと思います!

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ナンヨウハギとは

ナンヨウハギは元々人気の海水魚でしたが、ファインディング・ニモという映画から更に人気が高まりました!

人気の理由はなんと言っても青々しい体色と鮮やかな黄色いヒレ、そしてひょこひょこと小さいヒレで必死に泳ぐ愛くるしさです!

ずっと見ていても飽きないですね(笑)

ナンヨウハギは5匹程度の群れで生活している事が多く、オーストラリアやインド太平洋、沖縄のサンゴ礁などに生息しており、まさしく映画内の舞台はオーストラリアのサンゴ礁でしたね!

性格

ドリーは映画内で勇敢なキャラクターでしたが、実際はとても臆病な魚です。

人間が近づいたりするだけで岩陰に隠れてしまうので、水槽に慣れてない状態ではすぐに隠れてしまい、最初のうちはじっくり見る事が難しいかもしれません。

食性

ナンヨウハギの歯をよく見てみると、とても鋭くギザギザしており、その歯で岩やサンゴになどに付着した藻類を食べて生活をしています。

大きさ

ナンヨウハギは最大で約30cm程に成長する中型の魚です。

しかし、飼育下で30cmまで大きくなる個体は少なく、15cm〜20cm程しか成長しない個体がほとんどです。

寿命

平均寿命は約10年です。

大事に育ててあげれば長期飼育が可能になる種類ですね!

毒に注意!

可愛らしい姿をしていますが、実はナンヨウハギには各ヒレにがあります。

しかし、人間に害を及ぼす程の毒の力は無いので、間違えて触ったとしても問題ありませんが、ヒレが非常に鋭いので怪我をしてしまう恐れがあります。

ナンヨウハギを水槽に入れる時や水槽をメンテナンスする時は注意をしましょう!

水槽とフィルター

水槽

先程も解説した様に、最大まで成長すると30cm程になるので、90cm以上の水槽がオススメです。

フィルター

ナンヨウハギに限らず、海水飼育ではオーバーフロー水槽が適しています。

オーバーフロー水槽とは、メインの水槽とは別に濾材ろざいを入れる為の濾過槽がメインの水槽の下にあるシステムです。

水槽とフィルターの一体型というイメージですね!

この濾過槽にはバクテリアなど、飼育にとって必要な微生物を他のフィルターと比べて、かなり多く入れる事ができるメリットがあります。

このバクテリアのおかげで水質を維持できるという事ですね。

後で解説しますが、ナンヨウハギは病気に掛かりやすい種類です。

水量が多くなる事で水質変化や水温変化がしにくくなり、病気や体調不良を防ぎ、生体にとってより良い環境を作る事ができます。

飼育方法

人工餌に抵抗が無い魚なので、餌付けで困る事はありません。

ナンヨウハギは藻類を食べるので、植物性の人工餌を与えるようにしましょう!

他の海水魚に与える一般的な人工餌も食べてくれますが、植物性の人工餌を与えないと体調を崩しやすくなります。

筆者の経験からメガバイトグリーンという人工餌をよく食べてくれるのでオススメです!

又、痩せやすい種類でもあるので、1日に2回か3回に餌を分けて与えましょう。

1度痩せてしまうと元の状態に戻すのが難しく、そのまま死んでしまう可能性もあるので注意が必要です。

水温

適性水温は25度になります。

夏場はクーラー、冬場はヒーターの設置が必須です。

レイアウト

ナンヨウハギは臆病な性格からライブロックの隙間などに隠れる事が多いので、ナンヨウハギが隠れる事が出来るスペースを意識してライブロックを組みましょう!

又、元々サンゴ礁で生活している種類の為、サンゴとの相性も良いです。

混泳

・他種との混泳

基本的には大人しい魚なので他種との混泳は可能です。

しかし、成魚になるにつれ縄張り意識が強くなり、自分の居場所に入ってくる魚を攻撃する場合があるので注意が必要です。

・同種との混泳

同種との混泳は居場所の取り合いなどで喧嘩をしてしまうのでオススメできません。

水槽に入れるナンヨウハギは1匹にするのが無難ですね!

病気

ナンヨウハギは病気に掛かりやすい種類です。

特に掛かりやすいのは白点病という病気で、低水温急激な水温変化が原因で発症する事が多く、体中に白い点がポツポツと出てくるので発見しやすい病気です。

予防方法

・新しく入れる海水の温度が冷たい事で、急激な水温変化に繋がる為、水温をある程度同じにしてから換水を行う。

・低水温が原因の1つでもあるので、ヒーターがしっかりと作動してるか、クーラーの設定温度が25度前後に設定されているかをこまめにチェックしましょう!

万が一、白点病になってしまっても諦めずに治療をする事で治す事が出来ます。

まず白点病になったら他の生体に感染しない様に隔離し、隔離した水槽に白点病を治すグリーンFゴールドという薬で、1週間程ほど薬浴させて治療をします。

早期発見で簡単に治す事が出来るので、日々の観察がとても重要となります!

初心者が失敗しにくいコツ!

ナンヨウハギは体が小さい程、病気に掛かりやすかったり、ちょっとした水質変化で死んでしまう確率が高いです。

そういった点から、飼育にまだ慣れてないうちは幼魚から飼育するのはあまりオススメ出来ません。

ナンヨウハギはS、M、Lとサイズ別で販売されています。

Sサイズは3cm〜5cm程度、Mサイズは5cm〜10cm程度、Lサイズは10cm以上で取り扱われている事が多いです。

Sサイズは幼魚にあたるので、Mサイズのナンヨウハギから飼育するのが失敗しにくいコツになります!

価格

ナンヨウハギはサイズ毎に価格が変わっています。

Sサイズ 3000円前後

Mサイズ 5000円前後

Lサイズ 8000円前後

となります。

まとめ

以上、ナンヨウハギの飼育について解説しました。

要点をまとめると

・水温を常に25度に保ち、換水時の急激な温度変化に気を付ける。

・痩せないように餌をしっかりと与える。

・レイアウトで落ち着ける場所を確保する。

・同種の混泳は避ける。

・幼魚からの飼育は避ける。

初心者には難しいとされているナンヨウハギの飼育ですが、飼育方法や注意点をしっかりと理解していれば、決して飼育は難しいという訳ではありません。

是非、ナンヨウハギの飼育に挑戦してみて下さいね!

最後までお読み頂きありがとうございました。

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