ウツボの飼育に挑戦してみよう!

海水魚

ウツボと聞くと『大きすぎて飼育出来ない』『飼育が難しそう』など様々な理由から飼育対象から敬遠されがちの海水魚です。

しかし、種類によってはあまり大きくならないウツボも存在し、大型の水槽を準備しなくても飼育する事が出来ます!

今回はそんなウツボの飼育方法やオススメの種類を解説していこうと思います。

スポンサーリンク

ウツボ

ウツボはウナギ目ウツボ亜目ウツボ科に属している海水魚で、世界には約200種のウツボが存在しています。

大きさは20cmの種類から4mまで成長する種類がおり、ほとんどの個体が全長1m前後まで成長します。

ウツボの体色は地味な色が多い特徴があり、周りにある岩などに同化する為に地味な体色になっています。

周りの岩と同化する事で獲物を捕まえやすくなるメリットがありますね!

稀にトラウツボハナヒゲウツボの様に派手な体色をしている種類も存在します。

生態

ほとんどのウツボは暖かい海域に棲む種類が多く、サンゴ礁や岩礁などの身を隠せる場所を好んで生活しています。

夜行性のため昼間は岩陰から顔を出していたりと、あまり泳ぐ事はせずジッとしている事が多いです。

夜になると活発に獲物を追う様になり、魚や甲殻類タコイカなど何でも食べてしまいます。

海のギャングと呼ばれているのは、見た目の怖さやこの食性からきていますね!

因みに、ウツボは皮膚呼吸も出来るため体が湿っている状態であれば、30分ほど水中にいなくても生きる事が出来ます。

磯を歩いているカニや潮溜りにいる小魚を捕食する事も出来ます!

オススメの種類

ウツボの中でも飼育が比較的容易な種類やあまり大きくならない種類を基準に紹介していきます!

クモウツボ

クモウツボは最大60cm程度しか成長しないので、大型水槽を準備する必要がありません。

ウツボは捕食する以外にも近寄ってきた魚に攻撃したりと凶暴性がありますが、クモウツボは比較的大人しい性格をしており、捕食以外で他の魚を攻撃する事は滅多にありません。

自然界では水深1mに満たない場所に生息している事が多く、水深が浅い場所は水質変化や水温変化が最も変化する場所でもある為、これらの変化には強いという事が分かります。

90cm水槽で飼育出来る点、水質変化や水温変化に強いという事から初心者でも飼育が出来るウツボですね!

ヘリゴイシウツボ

ヘリゴイシウツボも先ほど紹介したクモウツボと飼育難易度がほとんど変わらなく、初心者でも飼育出来るウツボです。

ヘリゴイシウツボは最大で70cmほど成長する為、用意する水槽は最低でも90cm以上の水槽を準備しましょう。

性格はクモウツボより少し強めといった感じです。

モバウツボ

モバウツボはウツボの仲間の中でもかなり小さめの部類で、最大でも40cm程しか成長しません。

60cm水槽であれば飼育が可能なので、飼育スペースが限られている方にはオススメのウツボです!

飼育難易度もクモウツボと変わりません。

飼育方法

今回紹介している3種類のウツボの飼育方法を解説します。

水槽

最低でも90cm以上の水槽を用意しましょう!

モバウツボの飼育は60cm水槽でも問題ありませんが、それ以下の水槽で飼育してしまうとウツボにストレスを与えてしまう為、水槽のサイズはとても重要となります。

フタ

ウツボの飼育において死因のトップになるのが脱走事故です。

ウツボはストレスが溜まったり、水温が高くなった時に水槽から飛び出す事があります。

又、アクリルのフタだけでは意味が無いので、フタの上に重しを置くなどの対策をしましょう。

ガラス素材のフタはウツボが衝突した勢いで割れてしまう恐れがある為、オススメ出来ません。

濾過システム

後ほど解説しますがウツボの飼育ではイカの切り身や魚の切り身を与えるケースが多い為、水質が悪化しやすくなります。

その為、水質をより維持する事が出来るオーバーフロー水槽という濾過システムをオススメします。

オーバーフロー水槽とはメインの水槽と別に濾材を入れる為の濾過槽があるシステムです。

水槽とフィルターが一体型になっているイメージですね。

オーバーフロー水槽にする事により、飼育には欠かせないバクテリアを他のフィルターと比べて多く棲みつかせる事が出来る為、水質を維持する事が出来ます。

それに加えて濾過槽に入る分の水量もある為、総水量が圧倒的に増え、水質が悪化しにくくなりアンモニアなどの有害物質も蓄積されにくくなるメリットがあります。

水質が不安定な状態だと短命になってしまう為、水質を維持する事を心がけましょう!

水温

ウツボは高温に弱い為、水温が30度以上になってしまうと拒食反応を起こし、体調が悪くなってしまいます。

一度、拒食反応や体調が悪くなると元に戻りづらく、そのまま死んでしまう事もあるので注意が必要です。

特に夏場はクーラーの設置、冬場はヒーターの設置が必須となります。

人工餌はほとんどの確率で食べないと思って下さい。

ウツボが好んで食べる餌はイカの足魚の切り身が好物で、慣れてくるとクリルを食べてくれる様になります。

長めのピンセットを用いて、ウツボの目の前まで持ってきてあげると食べてくれます!

イカの足や魚の切り身は冷凍保存しておくと餌の管理が簡単で殺菌効果もあるので一石二鳥ですね!

餌を与える頻度としては、1週間に2回ほど与える様にしましょう。

消化するのが遅い生き物なので、毎日餌を与えてしまうと消化不良を起こしてしまいます。

人に慣れてくると近寄ってくる可愛い一面も見れますよ!

レイアウト

ウツボはストレスが溜まりやすい生き物の為、しっかりと隠れ家を作る必要があります。

ライブロックを複雑に組む塩ビパイプなどで隠れ家を作ってあげるとストレスが和らぎます。

隠れる場所が無いと脱走事故の元になってしまうので注意が必要です。

混泳


基本的に自分より小さい魚は食べてしまう為、ウツボと同等もしくは大きい魚であれば混泳は可能です。

同種との混泳は同じくらいの大きさであれば問題ありません。

大きさがあまりにも違いすぎると、小さい方のウツボが攻撃されてしまう為、大きさは同じくらいにしましょう!

まとめ

以上、ウツボの飼育について解説しました。

ウツボも種類を選べば大型水槽で無くても飼育が可能です!

フタをしっかりと閉める事や水温に注意する事で初心者でも飼育する事が出来ます。

是非ウツボの飼育に挑戦してみて下さいね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント