ミノカサゴを飼育してみよう!

海水魚

ミノカサゴは大きく綺麗なヒレをもっており、その鮮やかなヒレと体色から鑑賞魚として人気のある海水魚です。

そんな魅力あるミノカサゴの飼育にはいくつかの注意するべき事があります。

今回はミノカサゴの飼育方法や注意点を解説していこうと思います!

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ミノカサゴの生態

ミノカサゴはカサゴ目フサカサゴ科に分類されている海水魚です。

ミノカサゴは漢字で書くと蓑笠子と書き、ミノカサゴの大きなヒレが蓑に似ている事からこの名前が付きました。

因みに英名はライオンフィッシュと名付けられており、大きなヒレがライオンの立髪に見える事からこの名前が付いたそうです!

分布

ミノカサゴは太平洋南西部からインド洋にかけて広く生息しており、日本では北海道以南で見る事が出来ます。

ダイバーにとても人気がある魚で、あまり動かないため被写体としてもダイバーから愛されています。

大きさ

体長は大きくなると25cm〜30cm程までに成長し、ヒレを広げるともう少し大きく見えますね!

食性

ミノカサゴは夜行性なので夜になると活発に捕食します。

小魚や甲殻類を主に主食とし、捕食する時は頭を真下に向けて、上から口を伸ばして瞬時に獲物を捕食する習性があります。

普段の動きからは想像出来ないほど早いスピードで捕食するので、初めて見る時は驚くかもしれませんね!

毒に注意

美しい姿とは裏腹に背ビレと胸ビレには強力な毒を持っており、うっかりヒレに触ってしまうと激痛が伴います。

体質によっては呼吸困難や吐き気などの症状を起こしてしまうので、水槽に手を入れる際は十分に気を付けましょう。

もし刺されてしまったら火傷しない程度のお湯(50度前後)を患部に当てると痛みが和らいでいきます。

応急措置をした後は念の為、病院に行く事をオススメします。

飼育方法

水槽

30cm前後大きくなるので、最低でも90cm水槽以上の大きさが必要となります。

濾過システム

後ほど解説しますが、ミノカサゴの飼育では活き餌を与えるケースが多い為、水質が悪化しやすくなります。

その為、水質をより維持する事が出来るオーバーフロー水槽という濾過システムをオススメします。

オーバーフロー水槽とはメインの水槽と別に濾材を入れる為の濾過槽があるシステムです。

水槽とフィルターが一体型になっているイメージですね。

オーバーフロー水槽にする事により、飼育には欠かせないバクテリアを他のフィルターと比べて多く棲みつかせる事が出来る為、水質を維持する事が出来ます。

それに加えて濾過槽に入る分の水量もある為、総水量が圧倒的に増え、水質が悪化しにくくなりアンモニアなどの有害物質も蓄積されにくくなるメリットがあります。

定期的な換水はもちろん必要ですが、濾過システムをより良くする事で病気の予防や健康を維持する事が出来ます!

水温

水温は20度〜28度と幅広く適応する事が出来ますが、水温が安定しないと白点病の恐れやミノカサゴの調子が悪くなったりもするので、水温は常に固定させて健康を維持させます。

ミノカサゴの適性水温は25度前後なので、クーラーとヒーターの設置は必須となります。

ミノカサゴは活き餌をメインとして食べる為、初心者の方には少しハードルが上がるかもしれません。

最終的には管理が楽なクリルなどを与えていきますが、ミノカサゴは動いた物を追う習性があり、その習性を使って餌を捕食する為、飼育当初からクリルを食べてくれる事はほぼありません。

成長していくにつれてクリルに慣れてくれる場合もあるので、活き餌とクリルを工夫しながら与えましょう!

まず、活き餌はスジエビという小型のエビが入手しやすく、ミノカサゴも好んで食べてくれます。

活き餌は別の水槽で管理する必要があり、小魚などを与える場合は管理するのに手間が掛かってしまいます。

その点、スジエビはバケツに海水を張り、エアレーションするだけで管理が出来るので簡単です。

餌を与える頻度としてはミノカサゴの食べ具合を見て、スジエビを数匹ずつ与えていきましょう。

クリルに慣らす場合はピンセットでクリルを持ち、ミノカサゴの前で動かしてあげると食べてくれる確率が高くなります。

これを繰り返していくとクリルを水槽に入れるだけで食べてくれるのでミノカサゴの世話が非常に楽になりますね!

活き餌しか食べない個体もいるので活き餌を与え続ける覚悟で飼育しましょう!

レイアウト

ライブロックを使ってレイアウトをしますが、ヒレがしっかりと広げられるスペースを意識してレイアウトします。

ミノカサゴは泳力が弱い事から水流が強いポンプはストレスが溜まってしまう為、一生懸命泳いでいる姿が見られたら水流を弱くしてあげましょう!

スジエビなどを与える為、極力ライブロックの数は減らして、ミノカサゴが捕食しやすいようにシンプルなレイアウトがオススメです!

混泳

肉食の魚のためミノカサゴと混泳出来る種は絞られていきます。

甲殻類は勿論の事、ハゼやスズメダイなどの小型の魚は食べられてしまう事が多いため避けるのが無難です。

混泳が可能な人気の海水魚を挙げると、ナンヨウハギヒフキアイゴサザナミヤッコは比較的大きくなる種類のため混泳が可能です。

しかし、先ほど挙げた種類も幼魚の段階だと食べられてしまう可能性が高いのでミノカサゴと同じくらいの大きさで混泳させましょう。

ミノカサゴ同士の混泳は可能になります!

番外編

ミノカサゴの種類にも観賞魚として人気のある種がいます!

ミノカサゴの種類によって水槽の大きさなどが異なりますが、飼育方法は同じなので参考にしてみて下さい。

キリンミノカサゴ

ミノカサゴと大きく違う点は体色で、ミノカサゴが白ベースに対してキリンミノカサゴはオレンジベースの体色をしています。

又、頭部にツノに見える皮弁があり、正面から見ると鬼のようなフォルムをしているのが特徴です。

大きさも最大で15cm〜20cm程度までしか成長しないので、90cm以上の水槽は置けないという方にオススメです!

ハナミノカサゴ

ミノカサゴととても似ていてパッと見た感じだと、見分けがつきにくい種類です。

見分け方としてはミノカサゴの尾ビレには斑点が無く、ハナミノカサゴには斑点があります。

他にも胸ビレの数が違い、ミノカサゴは12本あるのに対してハナミノカサゴは14本あります。

ミノカサゴより少し豪華になった感じですね!

大きさはミノカサゴと変わらないので90cm以上の水槽が必要です。

まとめ

以上、ミノカサゴの飼育について解説しました。

他の海水魚には無い華やかさを持っている為、普通の海水魚ではつまらないという方にもオススメ出来ます!

又、人馴れすると餌を欲しがって近寄ってくる可愛い一面も見れるので、より愛着が湧くのも良い点ですね!

初めて海水魚を飼育する方には少しハードルが高いかもしれませんが、活き餌をしっかりと与えてあげれば飼育出来るので是非挑戦してみて下さい!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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