こんにちは!
今回はフタイロカエルウオについて解説していきたいと思います。
フタイロカエルウオといえばバイカラーな体と、少しとぼけたような顔で人気のお魚です。
飼育という観点でみても難易度は低く、初心者の方でも問題なく飼育できるので人気です。
水槽内に一匹いるとついつい覗き込む時間が増える存在なので、ぜひ最後まで読んで飼育にチャレンジして下さいね!
フタイロカエルウオとは
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— ゴールドラッシュ(Goldrush) (@goldrush00) April 28, 2019
フタイロカエルウオはスズキ目イソギンポ科ニラミギンポ属に属する海水魚です。
カエルウオやギンポの中では比較的ポピュラーな種となっています。
沖縄近海やインド洋、太平洋西部などに分布しており、沖縄でダイビングすると観察することができます。
ダイバーからは被写体として人気があり、現地ガイドさんの紹介するお魚のレギュラー組といっても良いでしょう。
名前の由来
名前の由来はすぐに想像つくと思いますが、バイカラーな体色からついた名前です。
「フタイロ」というしっかりとした日本語が入っているところが、まさしく和名といった感じで非常に良いと個人的に思っています。
英名だとBicolor BlennyやTwo color Combtoothと呼ばれており、やはり英名でもよく目立つ体色が由来になっていることがわかりますね。
体色は水質によって変化する!?
我が家のフタイロカエルウオ
そろそろフタイロじゃなくなると思うの pic.twitter.com/asLiWJ2ok5
— Su~ (@Su_aqua000) November 27, 2020
フタイロカエルウオといえば紺色とイエローの二色をイメージする方が多いですが、実は水質によってかなり変化するのです。
水槽内の水質が良いと発色が良くなります。
イエローやオレンジが際立ち、まさしく「フタイロ」となります。
逆に水質が悪いと全体的に黒ずんでしまい、見た目が悪くなってしまいます。
場合によってはほとんど真っ黒となってしまい、バイカラーではなくなってしまう場合もあるので定期的にしっかりとメンテナンスをしてあげるようにしましょう。
大きさ
フタイロカエルウオは成長すると最大で8cmほどまで大きくなります。
販売時は3〜5cmの事が多いのでひと回り成長した姿を見ることができそうですね。
寿命
フタイロカエルウオの寿命は3〜5年ほどとされています。
種としては非常に丈夫なお魚なのでしっかりとメンテナンスしていれば、寿命を全うさせてあげる事ができるでしょう!
性格
フタイロカエルウオの性格は少々きついところがあります。
特に同種やギンポなどの底生付近を住処にする種に対して喧嘩腰で向かっていきます。
逆に中層を泳ぐスズメダイなどに対しては、攻撃することがほとんどないです。
混泳には気を使う必要があります。
購入
フタイロカエルウオはネットまたはアクアショップで購入することができます。
価格はネット購入なら1500円前後、アクアショップなら2000円前後の事が多いです。
先ほどもお話した通り、フタイロカエルウオの体色は個体差や環境によって様々です。
その為、発色が良い個体を迎え入れたいのであればアクアショップに足を運んで確認してから購入することをオススメします。
比較的丈夫な事もフタイロカエルウオの特徴の一つなので、ネット購入の場合の運搬時のダメージは心配しなくて大丈夫です。
あまりこだわりのない方やアクアショップが近くにない方はネット通販を利用しましょう!
フタイロカエルウオを飼育してみよう!
フタイロカエルウオの基本情報がわかったら飼育方法について学んでいきましょう!
飼育アイテムを揃えよう!

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・水槽
・ろ過装置
・ヒーター
・クーラー
・エアー用品
・底砂
・ライブロック
・エサ
上記のアイテムは他の海水魚の飼育でも使用する基本アイテムです。
基本的なアイテムがあれば問題なく飼育する事が出来るのでチャレンジしやすい種と言えますね。
海水水槽の詳しい立ち上げ方についてはこちらをご覧下さい。

水槽サイズ
フタイロカエルウオを単体で飼育する場合は30cm水槽でも十分に飼育ができます。
体長が8cmほどという事とライブロック周りを動き回るくらいの運動量な事が小さい水槽で飼育ができる理由です。
ただし小さい水槽は水質の変化が早くこまめな管理が必要な為、少しでも手を抜いてしまうと綺麗な体色が黒ずんでしまうので、まだ慣れていない方は大きめの水槽を準備しましょう。
混泳の場合には60cm以上の水槽を準備して下さいね。
小さい水槽での飼育は下記の記事を参考にして下さい。

水温
フタイロカエルウオを飼育する場合には25度をキープするようにしましょう。
丈夫な種ではありますが、白点病にかかりやすい傾向があります。
その為、白点病の原因でもある水温の低下には注意しましょう。
白点病についてはこちらをご覧ください。

もちろん高温すぎるのも良くないので、ヒーターとクーラーを導入して水温を一定にキープして下さい。
混泳
性格のコーナーでもお話した通り、フタイロカエルウオは中層を泳ぐ種と相性が良いです。
定番であるカクレクマノミやデバスズメダイなどと混泳させると見応えのある水槽になるのでオススメです。
混泳の場合にはライブロックなどを使って隠れる場所を作ってあげると、落ち着いて生活する事ができます。
同種との混泳
中層の種とは違って、底生付近やライブロック周りを住処にするような種とは仲良くできないのがフタイロカエルウオです。
余程水槽が大きくない限りは同タイプの種とは混泳させないのが無難でしょう。
エサ
フタイロカエルウオは苔を食べる食性をもつ魚ですが、人工エサもよく食べます。
むしろ人工エサに慣れてしまうと苔をほとんど食べなくなってしまいます。
なので苔とりの為に飼育するよりかは、最初から他の海水魚と同じように餌を与えるつもりで飼育するのがよいでしょう。
人工エサの中でも「メガバイトグリーン」などの植物性のエサを特に好む傾向があります。
「メガバイトグリーン」はポピュラーなエサなので、ホームセンターなどでも購入することができます。
まとめ
いかがでしたか?
今回はバイカラーが良く目立つフタイロカエルウオを紹介してきました。
すでに水槽飼育をしている方はもちろん、初心者の方でもチャレンジしやすい要素がたくさんあるのがフタイロカエルウオです。
少しでも興味が湧いた方は飼育にチャレンジしてみて下さいね。
最後までご愛読ありがとうございました!
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