最近はコロナウイルスの影響もあり、自宅で楽しめる趣味をはじめる方が増えています。
家庭用ゲームは完売になっているものもあるそうですね。
もちろんアクアリウムも自宅で楽しめる趣味としてはじめる方が増えています。
そこで今回は熱帯魚(淡水)水槽の立ち上げ方について解説していきたいと思います。
熱帯魚水槽といっても色々な種類があり、入れるだけで彩りがでるレプリカ花材を使う物から本格的な水草水槽まで様々です。
今回は「初めての熱帯魚水槽」ということで水草を使わない初心者向け水槽を紹介していきたいと思います。
必要なアイテムから紹介していきますので是非読んでいって下さいね。
必要なアイテムを揃えよう!
熱帯魚水槽をはじめる上で必要なアイテムは以下の通りです。
・水槽
・水槽台
・ろ過装置
・ヒーター
・クーラー
・エアー用品
・底砂
・用品
・エサ
上記のアイテムは超基本アイテムなのでアクアショップやホームセンターに行けば一式購入する事が出来ます。
では各アイテムについて詳しく解説していきましょう。
水槽
一般的に水槽は30〜150cmのものが販売されています。
ここでの長さは横幅を示しており、水槽によって高さや奥行きが様々です。
購入の前に設置場所を決めて、どのサイズまでなら設置可能か計っておきましょう!
この時あまりギリギリのサイズを購入してしまうとろ過装置や配線、配管の設置が出来なくなってしまう可能性があるのでスペースには余裕をもたせましょう!
30cm以下の水槽も販売していますが、小さい水槽は難易度が高くなってしまうので30cm以上の水槽でチャレンジすることをオススメします!
小さい水槽については以下の記事を参考にして頂くと良いと思います。

水槽台
水槽台は水槽の大きさに合わせて揃えます。
専用のものも販売していますし、DIYで作成しても良いでしょう!
水槽台は水平でないと色々な面で不都合が起きてしまうので、DIYに自信がない方は専用のものを購入する様にしましょう!
もちろん既に自宅にある棚等に置くことも可能です。
自宅の棚を利用する際は耐久性に優れているか確認して下さいね。
ろ過装置
ろ過装置は様々な種類があります。
外部式や外掛けフィルター、上部フィルターなど様々なものが販売されているでしょう。
今回は水草ではなく、レプリカを使うケースを想定しているので「これじゃないとダメ!」ということはないのでお好きなフィルターを使ってください。
今後水草にチャレンジしたい!という方は外部フィルターが良いですし、設置場所や予算、今後の予定などで選ぶと良いでしょう。
ヒーター&クーラー
水温の維持は魚を飼育する上で非常に大事です。
一定水温をキープできる様にヒーターとクーラーを導入しましょう。
ヒーターは小さい物から大容量用の物まで様々なので水槽サイズに合わせて購入しましょう。
クーラーは高価な上に場所をとります。
使用期間は気温が高くなる7〜9月だけと短めなので場合によっては空調をつけっぱなしにして凌ぐ事も出来ます。
もちろん水槽用のクーラーをつける方がお魚にとっては良いのでお財布と相談して決める様にしましょう。
エアー用品
水中に酸素を溶け込ませて魚の呼吸を確保するのがエアー用品の役目です。
エアーポンプとエアーチューブ、エアーストーンを揃えましょう。
エアーポンプの置き場所が水槽より下になる際は必ず逆止弁を使って下さいね。
底砂
熱帯魚水槽で使用される底砂はソイルや大磯などの代表的な物やコケ防止剤が添加されている物など様々です。
今の自室水槽。 水草は全部レプリカです。 稚魚の隠れ家になってくれる事を祈って。 pic.twitter.com/ndNYX06Bzi
— ファジオ (@fazio48279008) December 31, 2018
個人的に扱いやすくオススメなのは大磯です。
半永久的に使えますし、黒色が主体なので熱帯魚がよく目立ちます。
また非常にリーズナブルなので手が出しやすいのも魅力のひとつです。
レイアウト用品
レイアウト用品は石とレプリカの花材があると良いでしょう。
石はたくさん種類があり色や大きさが様々です。
個人的にはカッコいい龍王岩や色味が良く簡単に割る事ができサイズ調節のできる気孔石が好きです。
ただ石に関しては好みが分かれると思うので気に入った物を購入して下さい。
レプリカの花材はアクアショップではもちろんの事、100円ショップでも使いやすい物が販売されているの探してみましょう。
水槽を立ち上げよう!
アイテムが揃ったら水槽を立ち上げていきましょう。
設置場所を確定しよう!
あらかじめ決めておいた設置場所の最終確認をしましょう。
・直射日光が当たらないか
窓際や日中に直射日光が当たりやすい場所は設置場所としては好ましくありません。
日光によってコケが生えやすくなってしまうからです。
水槽用のライトをつけっぱなしにしてしまうだけでもコケは生えやすくなるので、直射日光は本当にあっという間にコケだらけになります。
またコケだけでなく水温の上昇も懸念されるので、なるべく日の光が当たらない場所を選びましょう。
・電源の確保
設置場所がコンセントから遠い場合には延長コードが必要になります。
コンセントの位置によってはかなり長いコードが必要になる事があるので事前にチェックしましょう。
・実際に水槽をおいてみよう
購入してきた水槽をおいてみましょう。
採寸が間違っていなければ問題なく置けるはずですが、万が一間違っていると困るので確認しておきましょう。
配線と配管をしよう!
設置場所が確定できたら配線と配管をしましょう。
ろ過装置の設置や水槽裏にのびるコードなどを前もって通しておくとあとが楽になります。
レイアウトをしよう!
さて配線等が完了したらレイアウト開始です!
きっと1番楽しい時間です!
まずは購入しよく洗った底砂を敷きましょう。
その後自分のイメージの沿って岩やレプリカ花材を配置していきましょう。
レイアウトに決まったルールはありませんが、ヒーターやろ過装置のパイプなど人工的なものがなるべく隠れる様にするとより自然感を出す事が出来ます。
自分が納得するまでレイアウトを楽しみましょう!!
水をはろう!
レイアウトが完成したらいよいよ水はりです。
バケツもしくはホースを用いて水をはっていきましょう。
この時にビニール袋を底砂の上に敷くことで底砂が舞って濁ってしまう事を防止出来ます。
多少濁ってしまっても、ろ過装置を起動させれば数時間で澄んだ水になるので心配不要です。
バクテリアを住み着かせよう!
レイアウトも完成したし、ろ過装置やライトの設置も完璧!となったら念願のお魚投入!と言いたいところですが、実はまだ熱帯魚が飼育できる環境が整った訳ではありません。
水槽飼育にはバクテリアが必要不可欠なのですが設置直後の水槽にはバクテリアがほとんどいないのです。
その為、すぐに熱帯魚を入れてしまうとバクテリア不足から水質悪化をおこし、体調悪化や病気そして最悪の場合死んでしまう事もあります。
バクテリアを住み着かせるにはろ過装置を起動させて水を循環させておけば空気中から水槽内に住み着いて増殖してくれます。
おおよそ1〜2週間で飼育に必要なバクテリアが住み着くので、熱帯魚を入れたい気持ちを我慢して待ちましょう。
生体を入れよう!
水を回して1〜2週間経過したら熱帯魚を投入しましょう。
最初からたくさん入れるのではなく、数匹いれて様子を見てください。
何日か飼育して問題無いようなら、少しずつ数を増やしていく様にしましょう!
飼育する熱帯魚に関して当サイトでも何種類か紹介しているので参考にして頂ければ幸いです。



まとめ
いかがでしたか?
初めての作業は失敗がつきものですが、このページを参考にして頂ければ大きな失敗はなくなると思います。
特にすぐに生体を入れてしまうミスはやりがちなので気をつけましょう!
海水水槽の立ち上げ方もまとめていますので興味がある方は読んでみて下さい。

皆さまのアクアリウム生活が充実する事を願っています!
最後までご愛読いただきありがとうございました。
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